真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

あなどれない天文台の電話相談室の教務補佐員

2008-12-19 | 読書-2008
『はい、こちら国立天文台 星空の電話相談室』
長沢工/新潮文庫 2005年
なかなかよかった。が、品切れ重版予定なしのようだ。
組織も変わっているし、インターネットも普及して、いまどき電話で質問するヒトも、相変わらずいるのかな?よく分からんが。

『天文台の電話番 ― 国立天文台広報普及室』長沢工/地人書館2001/01
の文庫化。

前世紀末の、電話中心のお問合せ時代のやりとりという観察窓から見た、天文をめぐる日本の世の中…といったユニークな記録として、とても価値があると思う。
しかしまあ、電話の応対に出た非常勤のアルバイト(教務補佐員というお立場)のおじさんが、じつはこんな実績を持つバリバリの研究者だと誰が知ろう。

wiki/長沢工 ←妙に詳しい…
長沢工博士のご著書の数々
国立天文台への質問の扱いの現状:http://www.nao.ac.jp/QA/index.html

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