パブリック・ディプロマシー―「世論の時代」の外交戦略
金子 将史/北野 充【編著】
PHP研究所(2007/10発売)
パブリック・ディプロマシーの時代(1):「損なわれた対話」を取り戻す試み
米国屈指の知日派であるケント・カルダー氏が基調講演を行った
ワシントンの中のアジア―グローバル政治都市での攻防
問1.最近文化外交に関連して「パブリック・ディプロマシー」や「ソフト・パワー」という言葉を聞きますが、これは何ですか。
いまではパブリックディプロマシー(PD)という名で呼ばれるが、国益のために国家が意図を持って行うプロパガンダ、つまり広報戦争だ
と、このような認識が日本の外務省には欠けていると思われる。
『プロパガンダ戦史』(池田徳真1981年)を推薦されている。
お上品路線の外務省は、「広報戦争だ」という認識があるようには見えない。
「プロパガンダとは違うのです」と言いたいらしい。
我々が取り組んでいるのは、下品なプロパガンダとは一線を画していて、お上品なパブリック・ディプロマシーでございますことよ、おっほっほ、的な?
それでは駄目でしょう。
今起きていることは、「パブリック・ディプロマシーに勝って、プロパガンダに負ける」なのではないか。
続編も出ているようで、続く。
金子 将史/北野 充【編著】
PHP研究所(2007/10発売)
パブリック・ディプロマシーの時代(1):「損なわれた対話」を取り戻す試み
米国屈指の知日派であるケント・カルダー氏が基調講演を行った
ワシントンの中のアジア―グローバル政治都市での攻防
問1.最近文化外交に関連して「パブリック・ディプロマシー」や「ソフト・パワー」という言葉を聞きますが、これは何ですか。
いまではパブリックディプロマシー(PD)という名で呼ばれるが、国益のために国家が意図を持って行うプロパガンダ、つまり広報戦争だ
と、このような認識が日本の外務省には欠けていると思われる。
『プロパガンダ戦史』(池田徳真1981年)を推薦されている。
お上品路線の外務省は、「広報戦争だ」という認識があるようには見えない。
「プロパガンダとは違うのです」と言いたいらしい。
我々が取り組んでいるのは、下品なプロパガンダとは一線を画していて、お上品なパブリック・ディプロマシーでございますことよ、おっほっほ、的な?
それでは駄目でしょう。
今起きていることは、「パブリック・ディプロマシーに勝って、プロパガンダに負ける」なのではないか。
続編も出ているようで、続く。