6月24日から28日まで、台湾に行って来ました。
成田を14:30に出発して、台北に17:10に着きました。
到着後、すぐバスで宿泊予定の台中に向け出発し、途中、台湾料理の夕食を取り、22:30にホテルに着きました。
1日目は移動だけで終わってしまいました。
2日目
台中市内観光で、宝覚寺を見学しました。
白い建物が立派だったので、それがお寺だと思いましたが、実は中に赤い色の本堂があり、お釈迦様が祀ってありました。
この境内には、石像の布袋様と高さ30.1mの弥勒大佛像(内部は民族文物館)がありました。
石像の布袋様の頭を撫でるとボケない、耳を撫でると長生き、お腹はお金が貯まると言われているそうなので、3ヶ所だけツルツルに光っていました。
も~ちろん、私も、3ヶ所を撫でて来ましたよ!
宝覚寺
弥勒大佛像(へそが窓になっている)
次に行ったのは「彰化大佛」がある、八卦山風景区でした。
大佛はブロンズ製で台座を含め23mあるそうで、内部も見学でき、お釈迦様の一生を人形などを使って、展示してました。
大佛の裏には「大成殿」という立派な建物があり、沢山の提灯の下、孔子聖像がありました。
彰化大佛(八卦山大佛)
大佛の内部
大成殿
沢山の提灯と孔子像
大成殿の脇にあった珍しい6本牙の像
彰化を後に、日月譚に向かいました。
日月譚は今から、約2千年前に偶然発見された天然湖で、台湾のほぼ中央部に位置する周囲約25km、水深約30mの湖で、北側の形が太陽に、南(南西)側の形が月に似ていることから、それぞれ、日潭、月潭と呼ばれ、全体で日月潭と呼ばれているそうです。
日月潭の湖畔にある「文武廟」は1938年に建立され、1975年に再建された中国式宮殿で、廟としては台湾で最大級のものといわれているそうです。
廟は前殿、中殿、後殿の三殿様式になっていて、前殿は文廟で文の神である孔子や孟子など、中殿は武廟で武の神である岳飛や関羽が祀られていました。
文武廟
文武廟の中の占い「おみくじ」をする所(台湾はお寺などで無料で出来る)
文武廟の上から日月譚を望む
文武廟の九頭の龍の彫刻
文武廟の繊細な彫刻
文廟の孔子像
文廟の孟子と曽子の像
武廟の岳飛と関羽の像
文武廟の細かな彫刻や細工
文武廟を後にして、昼食の飲茶を食べてから、台南へ向け2時間40分の移動で、台南市「赤嵌楼(せきかんろう)」に行きました。
「赤嵌楼」は台湾南部を占領していたオランダ人によって建てられた城で、植民地行政の中心になっていたところで、当時はプロデンシャ城と呼ばれ、漢人はこの城砦を「赤嵌楼」または「紅毛楼」と呼んでいたとの事です。
1661年に日本人を母に持つ、鄭成功(ていせいこう)という人がオランダ人を追放した後、ここが政治の中心となり、1862年には地震により建物は全壊したとの事でした。
当時の建物は現在は残っていなく、1879年に清朝が建てた中国式の建物(文昌廟と海神廟)がありました。
建物を見学してから外に出ると、当時の城壁の一部が残っていて、赤レンガで出来ていました。レンガの素材は石灰、砂糖、餅米が混ぜられたもので非常に固いそうですが、材料を聞いた時はびっくりしました。
赤嵌楼と右側にある「鄭成功に降伏するオランダ人」の像
発掘された建設当時の赤レンガ城壁
隣に建つ文昌廟
文昌廟の中・学問の神様「魁星爺」(多くの人が大学受験の合格祈願に来るそうです)
台南市内から高雄市内へバスで約1時間、移動しました。
はじめは「蓮池潭」という高雄市、最大の淡水湖に行きました。
昔は池の中に蓮の花が植えられて、夏は蓮の花が満開となることから名付けられたようです。
池の南側にある「龍虎塔」は1976年に建てられた龍と虎が大きな口を開けている塔で、高雄の人気スポットだそうです。
龍と虎の塔はどちらも7層建てとなっていて、龍の口から入り、虎の口から出てくると、自分のこれまでの悪行が清められ、災いも消えて無くなるそうですよ。
2013年3月1日から修繕工事をしている為に、残念ながら私達は入る事が出来ませんでした。
「龍虎塔」の向かい側には「慈済宮」という、医学の神様として有名な「保正大帝」を祀っているお寺がありました。
龍虎塔
慈済宮(繊細で綺麗な彫刻)
慈済宮・保正大帝
慈済宮の前・9頭の龍彫刻
「蓮池潭」を後にして、高雄港や高雄市内を一望できる寿山公園に行きました。
高雄港には軍艦なども沢山停泊していました。
高雄市は台北に次ぐ台湾第2の都市で、高層ビル等もあり「85観景台」は「台北101」が出来るまで、台湾で一番高いビルだったそうです。
現在台湾2番目の高層ビルで85階だて350mあるとの事です。
高雄市内にある寿山公園の忠烈祠
寿山公園から高雄港を望む
寿山公園から高雄市内を望む(85階の高層ビル)
本日の最後に訪れたのは、高雄の地下鉄「美麗島駅」です。
「美麗島駅」は日本人の高松 伸さんと言う方が設計されたとの事でした。
駅の中のコンコースにあるステンドグラス風のアートは世界最大級でイタリアの芸術家によって作られたそうです。
とても綺麗な色彩で、いつまで見ていても飽きないくらいでした。
右側の三角形ガラス建物が美麗島駅入口
「光之穹頂」といわれる天井
柱もグラデーションになっていて綺麗
この後、夕食の海鮮中華を食べて、高雄市内のホテルに向かいました。
1日で沢山の観光地を回りましたので、かなり駆け足でしたね。
続きは また、後日アップする予定です。いつになるかは??
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