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気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

高千穂の旅館大和屋に泊まりました(その1)

2016-06-22 23:41:53 | 旅行
今回の宮崎の旅の楽しみのひとつが高千穂へ行くことでした。車の運転ができないから、頼りは公共の交通機関。宮崎ブーゲンビリア空港からまずは特急電車で1時間15分ほどかけて延岡へ。延岡から高千穂まではバスで1時間半。というわけで、空港から3時間弱かけてやっとたどり着いたのでした。宮崎県、広すぎる~。

バスを降りて数歩歩いた時に、高千穂って何て素敵な町なんだろう思う出来事が。それは小学生の男の子がただの観光客の私たちに「こんにちは!」とあいさつしてくれたんです。これが実はこの子だけでなく、そのあと出会う小学生や中学生、もしかすると高校生までもがあいさつしてくれるんです。これ、本当にうれしい。どうやら、高千穂町は町ぐるみでコミュニケーション力の高い子どもたちを育てているそう。素晴らしい~

高千穂での宿は車なしでも移動しやすいロケーションにあることを条件に探し、『旅館大和屋』さんにお世話になることにしました。


さすが、高千穂。旅館の壁に神楽の絵が描かれていました。

そして入口を入ると、これがっ!


18室ある割と大きめな旅館なのに、まさかの貸し切り!妙に恥ずかしい。

そして通されたお部屋の名前は『八方神』。おそれ多いことです。

で、貸し切りだったからか、お部屋に通された途端、旅館のおばちゃんがお風呂やご飯の時間をしきりたがったのが可笑しくて。「今日はおふたりだけなんで、お風呂はお部屋のでいいですかね?」「お風呂は何時ごろ入りますか?それに合わせてボイラーのスイッチ入れるから。」「晩ごはんは何時にしましょ?6時?6時15分?」ってな感じ。でも方言のせいか、おばちゃんのキャラクターのせいか、全然嫌な気しなかったです。だって私たちは晩ごはんは6時半がいいと言ってるのに、なぜか6時15分にしたがったりするのが面白くて、面白くて。このやり取りをおばちゃんは正座、私たちは荷物を置いただけでまだ立ったまんまの状態で数分間繰り返していたっていうのが、今思い出しても笑える。あのおばちゃん、いいキャラしてる~。

さて、その晩ごはんですが、たったふたりなのに大広間でいただきました。最初に用意されていたのがこれ。


さしみこんにゃくとなます。


さすが宮崎!地鶏の炭焼き。


マヨネーズ風味の白和え、いんげんのごま和え、金時豆の煮豆。


炊き合わせ。


名前を忘れたけど、きのこや鶏肉の上に山芋とチーズをかけた鍋。


これだけでも盛りだくさんと思っていたら、この後にこれでもかと出てきたお料理たちが・・・。まずは鮎の塩焼きと、なぜかわらび餅。


茶わん蒸し。


スモークした鱒のカルパッチョ。


天ぷら。


赤米とだご汁。


デザートに日向夏とヨーグルト。


途中からは「まだ出てくるの~?」って言っちゃうくらい、お料理が行列をなして出てきた感じ。しかもどれも美味しいから困る。洗練された感はないけど、おばあちゃんやお母さんが作ってくれたような安心できる味。結局、こういうご飯が一番美味しいような気がする。いや、実際、美味しかった~。

ちなみにヨーグルトは食べきれず、一度お部屋に持って行って冷蔵庫に入れたけれど、さすがにお腹が夜中になっても減らなかったので、勝手に翌日の朝食時にデザートとして持ち込みました(笑)。

翌日の朝食については、また次回。

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