ブログ担当 Oです。
あの猛暑が過ぎ去って快適な秋がおとずれ少し寒さを感じさせる土曜日 14:00 練習開始です。
今週もH先生がお休みのため指揮者+ピアニストを I 先生おひとりで頑張ります。
今週のメニュー表は先週と同様です。発声に始まりその後に「そのかみのかぜ」「Sanctus ページ47~」「夏の終わり」ところどころに高音やフォルテが出現し思うように声が出せない団員Oですがネットで調査したところ声帯の老化に関する資料がありましたので紹介します。
東京医科大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科講師 新宿ボイスクリニック医師 本橋 玲 先生
<声帯の老化度をチェック>
リストのうち2つ以上にチェックが付いたら黄色信号す。
🔲人から「声が変わった」と言われた
🔲昔と同じキーで歌えなくなった
🔲しばらく黙っていた後の第一声がでにくい
🔲少ししゃべっただけで話し疲れる
🔲活別が悪くなった
🔲声がガラガラしたり、かすれたりする
🔲「あー」と小さな声を出して、一息で以下の秒数が続かない
男声の目安 50歳未満ーー25秒 50~69歳ーー15秒 70歳以上ーー12秒
女性の目安 50歳未満ーー15秒 50~69歳ーー12秒 70歳以上ーー10秒
黄色信号の方は<息こらえトレーニング>を
<How to>
1.胸の前で手を組み、大きく息を吸う
2.組んだ両手を左右に引っ張りながら3~5秒息を止める
3.力を抜いてゆっくり息を吐く
4.1~3を5~10回1セットとして朝昼晩1セットずつ行う
声の老化の原因は、人と話す機会の減少や日本語特有の口先だけの発音方法、喉の乾燥などありますが、日常の簡単なトレーニングでケア可能。声からエイジングを心がけましょう。
①人と話す機会をふやす。情報のやり取りを全てメールやSNSなどで済まさず、電話で会で話をする機会をふやしましょう。
②腹式発声の機会をつくる。腹式で発声すると自然と声帯を鍛えることができます。歌や朗読は、息を深く吸って声を出すので腹式発声の練習にお勧めです。
③姿勢を正して、肺と声帯をまっすぐに保つ。姿勢が悪いと上から上がってくる空気が遮られるので声の響きに影響が出るほか顎が前に出ていると口が開きやすくなるため、口呼吸になり喉の乾燥にも繋がります。
④喉の乾燥を防ぐ。喉の乾燥は声帯を痛める原因のひとつです。マスクや加湿器を活用して喉の潤いを保ちましょう。のど飴をなめると唾液の分泌が促され、喉の潤いを補えます。(コールフロイデでは休憩時間にのど飴の配布がありますよ)
⑤声帯に悪影響を及ぼす生活を改める。過労や寝不足、体調不良などのストレス、糖質や、脂質、カフェイン、炭酸飲料、アルコールなどのとり過ぎは声帯を気づ付ける原因となります。喫煙も声帯のむくみを引き起こして隙間ができるのでこのましくありません。
声の老化を引き起こす一番の原因は話さなくなることです。特に定年退職や外出自粛で家にいる時間が多くなるなど、生活様式が大きく変化する時は要注意です。