旅行3日目。4日目。
船中泊した翌朝、シチリアの玄関口でシチリア州都パレルモに到着。
パレルモが経済発展華やかな頃、33年の歳月をかけて建てられた有名なマッシモ劇場は、映画『ゴッドファーザー3』の撮影がなされたことでも有名らしい。
早朝なのであまり人がいない劇場を外から眺める。
建物の左の方に、オペラ「椿姫」や「アイーダ」「リゴレット」などを作曲したイタリアの作曲家ジュゼッペ・ベルディの胸像があった。

ここからバスで移動して、カプート山上にあるモザイク画(タイル)溢れるモンレアーレという町を観光。
イタリア語でドゥウォーモ、その他の国ではカテドラル、日本語は大聖堂と言われる教会見学。

豪華絢爛な建造物は、その時代を統治する王権の権威の象徴のよう。
教会の見学のあと街なかをあるいて、山上の街を眺める。

山上に上ってくる途中にあった出店で、ブラッドオレンジなどのジュースを飲む。

写真の左の方に見える、赤い実の果実がブラッドオレンジ🍊
モンレアーレからパレルモに戻り。地元で有名なレストランでランチをしたあと、世界遺産に登録されている、アグリジェントで荘厳なギリシャ神殿が立ち並ぶ『神殿の谷』を見学。

写真の上段真ん中は、日本にある横穴式石室などと同じお墓の跡らしい。
この日はアグリジェントで宿泊。
翌日は丘の上に広がる陶器の町カルタジローネ観光。

町の大階段(スカーラ)もマヨルカ焼きのタイルがはめ込まれている。
この観光地で息子たち家族に、時計をはめ込んだマヨルカ焼きの置物を買った。

このあと天才数学者アルキメデスを生んだ町シラクーサに移動し、サントさんという日本語堪能な、ダジャレばかり言う、変なイタリア人と言った風情の72歳の白髪のガイドさんで観光する。
時折ダジャレが行き過ぎるけれど、イタリア訛りがきついけれど日本語が上手すぎて?女性陣は笑いこけていたが、男性陣にはどうも鼻持ちならない男性に見えるようで、皆さん仏頂面で歩いておられた(笑笑)
ネアポリ考古学公園と、シチリア最大のギリシャ劇場を観光する。
冗談なのか本気なのかわからないような、一見チャランポランなガイドに聞こえるサントさんは植物に詳しい人で、公園の中に群生している草に見えるものからハーブなど🌿、時折詳しい知識を織り交ぜてお話ししてくれる。

写真の上段の右から2枚目は洞窟で、中でサントさんが「帰れソレントへ」や「サンタ・ルチア」を口ずさんで響きを聞く。。

修復中のギリシャ劇場。
夕食は「エイトオクロック(8時)」というレストラン。
添乗員の智子さんが、デカイお皿ですごい量のパスタを食べてる若者たちが隣の部屋にいると言うので、好奇心旺盛な私が見に行くと、気さくにみんなで写真を撮ろうという。

常連らしいこの辺りの建築現場で働く塗装工の人たちだった。この中の一人が、この写真の写メを自分のアドレスに送ってほしいというので後で送る。
田舎の素朴な人たちとのこんなちょっとした交流が旅の醍醐味でもある。

ペンネのパスタの前菜とチキンのメイン。デザートの果物は豪快にこのまま出てきたので、妹とリンゴをそのままかじる。
右端がオーナーお父さん。左前のメガネの男性がシェフで息子さん。
智子さんが奥さんは見当たらないという??
夕食後、イタリアを代表するリゾート地タオルミーナへ。ここで2連泊。