〜かたることばが歌になる風になる〜

西郷どんの故郷を訪ねて その一

11月中頃に罹った風邪の咳と鼻の不快さは思いがけず1週間ほどで回復した。
月末に予定していた鹿児島旅行に行けるのかが不安だったが、29日から二泊三日の旅は予定通り行くことができた。
往きは大阪伊丹空港から9時30分発ANA543便、10時45分着鹿児島空港へ。
離陸直前。
私は、飛行機が滑走路を走り出し背中を強烈に押してくるように速度を増し、数秒後にフワッと地面を離れて空中に浮遊する瞬間が好きでワクワクする。人に寄ってはこの感覚が嫌いという人も居るが。

翼の上あたりが一番安全と言われていて、非常口のそばの席17番AとBを妹が予約してくれていた。
旅行の3日間はすこぶる好天に恵まれた。この日も眼下の池の水面が光っているのも見える。

着陸直前に雲海の中に桜島が現れた。鹿児島に来たんだ!と気分が高揚する。
山がそこに存在するから山に登るという人が居るが、登山などしない私もこの時山は崇高な存在に見えた。


空港についてすぐ観光案内所に立ち寄ると、予約していたレンタカー会社に連絡してくれて、送迎バスが来る場所に向かう。


「おやっとさぁ(お疲れさま)」と足湯で出迎えてくれた。

空港から数分の所にあるレンタカー会社の車でお店まで行き手続きを済ませて、先ずは昼食を取るのでうなぎの専門店に向かう。
今年はうなぎが不良とかで値段が例年より割高。うなぎと黒豚などが有名な鹿児島に来たんだからと、妹がネットで調べて星の数が4以上だったお店はレンタカー会社を出てすぐ近くの、高速入口を入って20分ほど走行し、降りてすぐの所だった。
うなぎの切り身の数で値段が違う。
私たちは6切れ、3,000円のうな重を注文した。

しつこくなくあっさりとしているのにコクがある甘みと醤油のバランスが良いタレを、自分好みの量をかけてご飯も最後まで完食する。

食後に出てきたコーヒー。アメリカン風で軽くて後口に僅かなフレーバー的な香りがする。
コーヒー党の私はどちらかというと苦味より酸味好みだが、こってりしたうなぎの後のお口直し的な絶妙なコーヒーだと思った。

この後、霧島観光のスポットに向かうので、経路の途中にある旅館をナビで検索すると、該当場所が検索できないと出る。検索方法が悪いのかと色々やってみるが出てこない。
うちの13年になる車トヨタのカローラスパシオは走行距離がやっと4万キロ過ぎたぐらいで、点検後も問題なく、車好きな三男は「お母さん死ぬまで乗れるよ(笑)」と言う。
でもこの数年はナビが言うこと聞かない時がある(笑)が、それでもバージョンがそれほど高くないうちのでも最後の番地入力までできるのに、レンタカーのナビは番地入力はできず、最後に「周辺地」?「主要地」?かなんかが出てきて行きたい該当名称が出てこない。
知らない土地でナビが頼り。いくら有名な旅館でなくても名前ぐらい出てくるだろうにと、仕方がないので妹がスマホで検索してようやく私の運転で出発。
鹿児島旅行初日の始まりは少し不安のスタートとなった。

この続きは次で。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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