「スカーレット」の後、NHK朝ドラを観るタイミングを逃し
ずっと観ていなかった朝の連続ドラマ。
今日たまたまBSチャンネルを回したところ
「おかえりモネ」の週末の一気見が放送されていて
どなたかが書いておられた、ヒロインの名前「モネ」を思い出して観てみました。
NHKサイトで載っていた大まかなあらすじです。
「ヒロインは1995年生まれ。
気仙沼湾沖の自然豊かな島で育った明るく伸びやかな性格で
中学時代はアルトサックスに打ち込んでいた。
思うところあって、高校卒業と同時に故郷と家族から離れ
登米市の森林組合で働き始める。
そこで天気予報の可能性と魅力を知り、やがて気象予報士を目指してゆく」
お借りした相関図です。
初めから観ていないし、数話観ただけで感想を言う資格はないのでしょうが
Netflixでドラマを選ぶ時に、2、3話観て止めるドラマと同じ。
一言で「つまらない」でした。
どうしても韓国ドラマや中国ドラマ、そして今観ている
アメリカのドラマのキャスティングや、ロケーションなどと比較してしまい
「地味で暗い」でした。
西島秀俊さんの、緊急の気象予報を伝える場面には
最近、現実に豪雨災害の予想や様子を伝える、気象予報士さんの
テレビでのニュースを見ることが多いので
悠長で緊迫感のない、他人事で喋っているような芝居にがっかりでした。
どの方も個性的で良い俳優陣ですけどねぇ。
ポッとたまたま観た私には、どの人も暗い画面(色合いも)に埋もれてしまい
観た後にそれぞれの方が、何にも残らないと言うような印象を持ちました。
ヒロイン役の清原果耶さんは
大阪出身の綺麗な女優さんということで、親近感と興味がありましたが
破綻がない綺麗さからか、またこのドラマの趣旨故か
華やかさも、際立つものも出てこないことも要因でしょうか。
この方は既に、CMやいろいろなドラマ映画に出演されているようですが
かつてのNHK朝ドラヒロインは、後に出た民放ドラマで
その演技力や存在感を発揮してブレイクされることも多いので
今後さらに、ご自分に合った役柄でドンドン実力発揮されることでしょう。
韓ドラの人気度の高さや、華ドラが注目されつつある要因の一つに
メリハリがあって、期待感あるドラマ運びがあることは当然ですが
ヒロインのオーラや男優さんのイケメン度
主役と、個性的な脇役とのコントラストが際立つことが
視聴率アップの鍵だと私は思います。
描き方には限度はあるのでしょうけど
「おかえりモネ」はメリハリがわかりにくいような気がします。
って、ちょっと観ただけで偉そうなことを批評する私は
ドラマの作り手か?解説者か?と自分でツッコミ入れてます。
このドラマを楽しみにご覧になっている方には申し訳ないですが
あくまで、私の個人的な感想ということで読み飛ばして下さい。