〜かたることばが歌になる風になる〜

揺さぶり

橋下市長が桜宮高校の体育科の今期入試の中止を通達した。このことでいろんな波紋が広がっている。

橋下さんが何かを発言すると、世間は何だかやと騒ぐ。知事時代に府庁の職員と議論を交わしていて、女性の職員さんが噛みつくように抗議している様子が放映されたり、国立文楽劇場の委員会に、助成金等について話し合いをしたいと申し入れると、劇場側が拒否して、それなら助成金を払わないと通達し、その後劇場側が応じたので折り合いがついた話。昨年の衆議院選挙の選挙結果についての氏への質疑応答で、NHKの記者の質問に、くだらない意味のない質問をするな、もっと勉強して下さい!と、その記者を一蹴したこと。

氏の発言は乱暴に見える。
そして桜宮高校の体育科入試中止の件なども乱暴に聞こえる。だが、事件、事象が起こった時に、これほど揺さぶられて初めて、当事者たちは必死で考えてアクションを起こしているように私には見える。
反対や、非難を承知でいつも人を揺さぶろうとしているのだと思う。
今まで例外なくやってきたこと、これまでと同じようにもらえてた予算、今まで見て見ぬふりしてきたこと、限られた枠の中で良いと信じていて疑問にも思わなかった状態。人は安穏とした状況に満足していたり、少々のことでは変革への行動は起こそうとしないものだ。

一昨年の東北の震災はとても痛ましく悲しすぎる災害だった。今の日本これじゃだめだ!と、大きく揺さぶられ、孫子のためにも、このような災害に今後どう対処し、どう行動したら良いのかを考えさせている象徴のように思えてならない。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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