定年前おじさんの介護ヘルパー挑戦談

有料老人ホーム、特養。ホームで日々起きている実態、しみじみとした感動と驚きの不思議なお話をいっぱい!

保険と福祉のライブラリーで『失語症』の勉強

2011年04月04日 | 介護技術
夜勤休みの月曜日です。月曜日の休みは図書館がクローズなのでもう一つの休みです。

ところが、月曜日は普通休館なのに電話したら今日はオープンと聞いて「相模原市保険

と福祉のライブラリー」へ早速出かけました。そして、ビデオ3巻見てきました。

その場所で見るなら会員登録無くてもOK!古い物が多いけれど役に立つのも多いので

時間が有るとそこへ行って片っ端から視ているのです。

今日は「言語障害のリハビリ」を視ました。今の施設に一人言語障害の方が

いらして、丁度気になっていたので手に取りました。

 言語障害には①失語症 ②マヒ性 ③精神活動全般 という分類がされています。

「失語症」は考えていることが言葉にならない。読み書きもできなくなる。

「マヒ性構音障害」は脳梗塞等で舌や声帯が麻痺し、発音が不明瞭になるが読み書きは

でき、TVも会話も理解ができるそうです。発音の訓練で改善可能とのこと。

「精神活動全般の言語障害」は、生活を活発化することが治療になるそうです。

治療の心得として、

食事、トイレ、着替えなど一緒に手伝うこと。そして、会話の中で体調を質問してみる

痛みや具合の悪さを訴えることができるのか?を調べる。

チェックはその他に「笑顔があるか?笑わせてみる。冗談が理解できるのかを観る」

「昔の話や将来の心配などの話が出てくれば改善の兆し」とのこと。

しかし、気持ちが伝わらないイライラがあるので周囲は言いたいことを予測する努力。

しかし家族は感情が高まりイラつきからうまく伝わらないことがあるので、

ヘルパーさんや看護師の方に間に入ってもらうと良いそうです。

又、グループでの治療が良いそうで、孤立を防ぎ相手との会話に努力することで

効果が上がるとのことです。

やはり、人間は一人では生きられないのですね。

入院中のWさん、早く帰ってきてください。待ってまーす。






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