
昨年の忘年会、われわれは中華街大通りにある「一楽」で挙行したのだが、私の知人が勤務する事業所では某食べ放題店で開催したという。 地方からやって来た団体旅行の方々ならいざ知らず、長年この横浜で働いている連中が何故「食べ放題」なのか、理解に苦しむ。 若い人が幹事役をやっていたのだろうか。 と、日記にここまで書いてきて、「週末中華のしっぽ」を運営されている本須さんの食べ放題店に関する大論文を思い出した。 氏は食べ放題の料理を比較研究したのであるが、ならば、中華街ランチ探偵団を名乗っている私たちは、そのような店でランチを食べ比べしてみようということになった。 そこで最初に向かったのが、最近あたらしく出来た「龍海飯店」である。 ![]() 食べ放題店といっても、昼どきはこんなサービスランチをやっているのだ。 チャーハン3種類と麺が3種類、それぞれ500円である。+100円でバンバンジーか唐揚げが付くという。 店頭の看板を見ているとお店の人が寄ってきた。 「ランチに揚げ物、付けます」 「セットもあるよ」 誘われるまま入店する。 地元の人間がこういう店に入るのは、なんだか気恥ずかしい。知り合いに見られたくないという思いもあって、顔を隠すようにしてコソコソと店内に入った。 ざっと見渡したところ、テーブルの3,4割が埋まっていた。そのお客さんのほとんどが若い人たちだ。 おもしろいことに、彼らは酒なしでペチャクチャ喋りながら料理を食べている。もちろんご飯もない。 私には考えられない食べ方だ、オカズだけ食べるなんて…… と、そんな光景を観察して着席。こちらは食べ放題ではなく、ランチのタンタン麺を食べる予定だからすぐにでも注文したいのだが、なかなかスタッフが寄ってこない。 食べ放題のお客と思われたのだろうか。そういうお客なら、まずはメニューをじっくりと読んでから注文するからね。 で、こちらからお姐さんを呼んで、「タンタン麺をお願いします」と注文を告げた。 すると、「揚げ物、付けますか」と訊いてきた。 「いや、いりません」と私。 いばらくすると別のスタッフが寄ってきて、「揚げ物、付けますか」なんて訊いてくる。 「いや、いりません」と私。 またしばらくすると最初のスタッフが寄ってきた。 「揚げ物、セットにできます」 「いらないよ」 「揚げ物、いらないですか」 「だからぁ、いりませんって」 +100円で揚げ物を付けることをしきりに勧めてくるのだが、私は最初からタンタン麺のみと決めているので、鄭重にお断りし続けていった。 そんなことを繰り返しているうちに、やがて注文の品がやってきた。 ![]() タンタン麺。ごく普通のルックスだ。 問題はその味なのだが、ここのはスープがちょっと薄いんじゃないのかな。私はもっと濃いめが好きなの。そして、できればピリ辛感がほしい。 開店して間もないということで、オペレーションなどがうまくかみ合っていなかったのかもしれない。この街になじんだ頃合いをみて、再訪してみるかな…… 最後に、おまけの画像を貼っておく。 ![]() ![]() ![]() ![]() ということで、「食べ放題店でのランチ」シリーズを始めました。 どこまで続くかなぁ…… ![]() |
根負けして、「揚げもの付けます」と言うまで、聞き続けるのでしょうか。
中華街「食べ放題店でのランチ」シリーズ。
とても愉しみですよ。
分類としては、正調汁なしが坦々麺、日本適応汁麺がタンタン麺、そして例の(ニュー)タンタンメンって区分ですかね?
食べ放題店でのランチネタも楽しみにしております。
何かと抱合せて売るというのは、よくありますからね。
でも、麺に唐揚げはいりません。
チャーハンならアリですけど。
汁なしは「坦々麺」ではなく「担担麺」ですね。
担うという意味がありますから。
汁アリは担わないからタンタン麺ですか。
そして、あれがニュータンタンメン。
なるほどね。
私はあまりいけないので食べ放題店は行かなそうです。
興味はありますが、
続くかどうか分かりませんよ。
こちらはスマイル0円ではないでしょうが。
麺単品がいいの。
メンタンピン、ドラ1で満貫っていうのが。
あまりダメージを受けすぎないようにお気を付け下さい。
食べ放題はその後も2年に1回くらいはネタ集め気分で行ってます。
食べ放題自体だと品数が多いので地雷を避けたり
他の品でダメージを軽減するのも容易なのですが、
ランチだと選択肢が狭くて逃げ場が無いのでかえって大変かもしれません。
まったく、おっしゃるとおりです。
難易度はウルトラCどころか、
T難度ですね。
選択肢も狭いし…
どうなることやら…