中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

昭和5年建築のインペリアルビル

2017年06月20日 | 中華街(西門通り)

 この写真は水町通りの「インペリアルビル」(横浜市中区山下町25)である。(1992年ごろ撮影)
 昭和5年(1930)、建築家・川崎鉄三が、外国人向けのアパート(長期滞在型の宿泊施設)として建てたのだが、80年以上経っても商業ビルとして、まだまだ現役で使われている。
 すごいなぁ~。
 
 建物はガラス張りや直線的なデザインが特徴のモダニズム建築で、何年か前に横浜市歴史的建造物に指定された。
 ここは外観より内部が素晴らしい。
 

 階段の手すり。カーブする部分は一本の木を曲げてつくっているのだ。

 
 こんなデザインもいいなぁ~。

 この階段を上がっていくと、内部には建築系の事務所がたくさん入っている。最近、内部を見せていただいたのだが、上げ下げ窓の付いている部屋なんかがあって、こんなところで仕事をしたら、はかどるだろうなぁ、なんて思わされた。


 これは最近、踊り場に置かれたレトロなファニチャーとラヂオ。


 昔はラジオを設置するのに許可が必要だったんだねぇ。


 ラジオ局の写真もある。


 うわ~、懐かしい~~
 黒電話じゃん。

 ビルも古くて素晴らしいけど、内部もすごいなぁ♪
 ここの部屋を借りて事務所を開けたら……なんて、無理か。

 
 建物探訪のあとは中華街に繰り出し酒宴だ。
 行った先は「東北人家新館」。


 手前は豚の背ガラ醤油煮。これは羊の方がいいね。
 それにキュウリのニンニク和え、茄子のなんちゃら。これは旨かった。
 

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4 コメント

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Unknown (冬桃)
2017-06-20 20:03:53
私もここの建築系事務所へ取材でお邪魔したことがあります。
外からはよくわからないけど、中へ入ると、
ちょっとしたところに「昔」があるんですよね。
それにしても、黒電話なんて、そんなに昔の
ことじゃないのに、なんだかすっかり「レトロ」に
なっちゃって……。
あ、「東北人家」、おいしいですよね。
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ビル (管理人)
2017-06-21 05:52:58
>冬桃さん
ここのオーナーが古いものを大切にしているみたい。
ピンク色の公衆電話を置けばいいのにね。
この辺には素敵な建物がたくさんあったのに、
どんどん建て替えられてしまって残念です。

「東北人家」は新館の方が好きです。
返信する
酔華さん (イサ)
2020-05-26 12:31:12
映画の写真をご指定のメールアドレスに送信致しました。御確認下さい。
返信する
写真 (管理人)
2020-05-26 14:18:54
>イサさん
ありがとうございます。
拡大したり、私の持っている写真と見比べたりしています。
返信する

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