この写真は水町通りの「インペリアルビル」(横浜市中区山下町25)である。(1992年ごろ撮影) 昭和5年(1930)、建築家・川崎鉄三が、外国人向けのアパート(長期滞在型の宿泊施設)として建てたのだが、80年以上経っても商業ビルとして、まだまだ現役で使われている。 すごいなぁ~。 建物はガラス張りや直線的なデザインが特徴のモダニズム建築で、何年か前に横浜市歴史的建造物に指定された。 ここは外観より内部が素晴らしい。 階段の手すり。カーブする部分は一本の木を曲げてつくっているのだ。 こんなデザインもいいなぁ~。 この階段を上がっていくと、内部には建築系の事務所がたくさん入っている。最近、内部を見せていただいたのだが、上げ下げ窓の付いている部屋なんかがあって、こんなところで仕事をしたら、はかどるだろうなぁ、なんて思わされた。 これは最近、踊り場に置かれたレトロなファニチャーとラヂオ。 昔はラジオを設置するのに許可が必要だったんだねぇ。 ラジオ局の写真もある。 うわ~、懐かしい~~ 黒電話じゃん。 ビルも古くて素晴らしいけど、内部もすごいなぁ♪ ここの部屋を借りて事務所を開けたら……なんて、無理か。 建物探訪のあとは中華街に繰り出し酒宴だ。 行った先は「東北人家新館」。 手前は豚の背ガラ醤油煮。これは羊の方がいいね。 それにキュウリのニンニク和え、茄子のなんちゃら。これは旨かった。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
外からはよくわからないけど、中へ入ると、
ちょっとしたところに「昔」があるんですよね。
それにしても、黒電話なんて、そんなに昔の
ことじゃないのに、なんだかすっかり「レトロ」に
なっちゃって……。
あ、「東北人家」、おいしいですよね。
ここのオーナーが古いものを大切にしているみたい。
ピンク色の公衆電話を置けばいいのにね。
この辺には素敵な建物がたくさんあったのに、
どんどん建て替えられてしまって残念です。
「東北人家」は新館の方が好きです。
ありがとうございます。
拡大したり、私の持っている写真と見比べたりしています。