バリウムを飲んだあとは その３

水の広場でいろいろ観察しているうちに、お腹の中でバリウムが躍動し始めたので駆け込んだのが写真奥に写っているトイレ。ここの個室が空いていない場合は、近くの中区役所、同別館、ザ・ベイス（旧関東財務局）、神奈川県住宅供給公社、日本大通りビルとトイレはたくさんある。この日は幸いにも公園内トイレが空いていたので、焦ることもなく無事に放出♪ 　 　満開の横浜緋桜を眺めて中華街へ向かうことに。 　この街は東西南北、４つの門に棲む聖獣で守られているのだが、どこから入るか、バリウムを飲んだあとだけに、肛門のことをちょっと考えてしまった。青龍がいる朝陽門（東）か、白虎が守る延平門（西）か、あるいは朱雀が棲むその名も朱雀門（南）か、それともいちばん近い玄武の居る玄武門（北）にするか。 　検診で飲んだのが白いバリウムだったことから、早く全部が排出されることを願って、白い延平門をくぐることにした。西門通りには大きなトイレもあるし… 　ということで、やって来ました西門。その下には２頭の獅子が背中で支える「中華街の案内図」がある。 　久しぶりに図版をじっくり眺めていたら、おかしなことがあることに気がついた。 　白いバリウムを塗って、文具用のホワイトで消した部分がいくつかあるのだ。横濱関帝廟の部分、ここにはもっと文字数の多いものが書かれていたようだ。なんて書いてあったのだろうか。 　中土木事務所の左隣は水道局中営業所だった。ここから撤退してどれだけ経つだろうか。気になる方はこのブログ内で検索してみてね。 　中ほどにある黒丸、郵便局って書かれているけど、もうずいぶん昔になくなっているのだが……。そして、その横の白く塗られたところは元の中保健所だ。横浜の皆さん、平成19年、横浜市は18区にあった各保健所をすべてその名称をなくし、横浜市保健所としたことを覚えているかな。機能としては区役所の福祉保健センターが引き継いでいるらしいが、今回の新型コロナ感染拡大防止にうまく対応できているのか、ちょっと気になっている。 　 　朱雀門のところにあった吹き出しには何が書かれていたのか。そして横濱媽祖廟や元町厳島神社も気になるところだ。 　もう一つ、これは重要な消し忘れがある。バス路線だ。西の橋から堀川沿いに海側へ行くルートは無い！　もちろんバス停もだ。 　同じ案内板の左側には90度曲げて見た地図が描かれている。こちらもかなりヤバイ。 　バス路線図と停留所が消えていないし、逆に横濱媽祖廟が描かれていない。他にも問題が… 　中保健所、水道局中営業所がそのまま残っているし・・・ 　旧中保健所は現在、東京芸大の施設になっている。 　テレビ神奈川も残っている。 　郵便局もだ。 　ホテルや銀行の表示もちゃんと見直した方がいい。 　それにしてもバス路線が妙だなと思う。西の橋を渡って本牧方面に行くバスは非常に多いのだが、なぜかその路線が描かれていない。 　よくよく眺めたら、その理由が分かった。 　これはYループの経路図だったのだ。 　130、131系統はよく乗ったことを思い出す。みなとみらい～伊勢佐木～中華街あたりを回っていた。歩くのに疲れたときや、酔ってふらつく時なんかは重宝したものだ。 　でもねえ、この路線が廃止されたのは2002年4月なんだよね。もう9年も前のことだ。 　路上、屋外に設置された周辺案内図というのは、何もここだけではない。中区役所正面玄関横にもあった（管理が面倒くさいためか撤去されているようだ）。 　中心部の街角に立てられている放置自転車禁止区域図。これもエリアを特定しやすくするため周辺の目標物を加えているのだが、結構その施設がなくなったりするので、設置管理者は常時気をつけていないといけない。 　そのほか、各区にある名所案内図。これは行政だけではなく、地元の歴史愛好グループや、資金を提供した団体が建てているケースが多い。名所は簡単になくならないから問題ないのだが、やはりそこに添えられている目標物が問題になるのだ。 　おそらく何十年と変わらないと思っていた市役所ですら、今の時代はまったく別の場所に移転してしまうくらいだからね。横浜公園水の広場で座っている獅子（ライオン）もどっちを向いていいのか困惑しているよ。 　な～んてことを考えていたら、再びお腹がゴロゴロと……。 　でも西門通りには大きなトイレがある。駐車場のものだけどね。時々使わせてもらっているのだ。 　ということで駐車場へ♪ 　このあとのことは、また後でね♬ ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね