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「東珍味」なのか、それとも「蘭州牛肉拉麺」なのか、店名がよく分からない店だが、提供している食べ物は分かりやすい。 基本的に昼間、1階で食べられるのは、蘭州牛肉拉麺、焼き牛肉ビャンビャン麺、辛口ビャンビャン麺の3種類。 2階では日替わり丼である。 初訪問のときは店名に敬意を表して蘭州牛肉拉麺をいただいたので、今回は坂本一敏さんの本を読んで以来、薄くなった頭(毛髪も中身も)の片隅から離れなかったビャンビャン麺を注文することにした。 辛口の方はかなり危険な気がしたので、まずは「焼き」の方から。 麺を運んできたオネエサン曰く、 「辛さ、いろいろできるね。自分で調節してね」と言って、辣油を置いていった。 前回と同じ。ここでは辛さを自分で調整するんだよね。 ![]() スープの辛さを指定して作ってもらう町のラーメン屋と違って、こちらは自己責任で調整しなければならない。 まずはデフォルトで食べ始める。 具材には牛肉のほかに玉ネギ、ニラ、モヤシ、胡麻が参加している。麺の個性が強いので、これらと一緒に頬張るのが旨い喰い方なんだろうね。 ![]() それにしても麺がすごい。ラーメンといったら、普通は細麺・太麺という分け方をするが、ここではその分類は通用しない。 細いとか太いとかいう概念ではなく、麺の幅が広いか狭いかが問われるのである。 ま、それにしても旨い♪ 前回食べた蘭州牛肉拉麺よりも、はるかに小麦粉の味わいが強い。とにかく“小麦を食べている感”。 そして、この麺にからまるタレがまた実に美味しいのだ。 ![]() あっという間に完食し、次回の食べ物について思いを巡らす。 次はいよいよ辛口ビャンビャンメンにするか… ![]() 2階ではこんなのが食べられる。 ![]() 夜はこれかな。 一杯呑んでから蘭州牛肉拉麺というのも悪くない。 ![]() こちらは中山路と香港路を結ぶ路地。その中ほどに「東珍味」の小さなお店がある。 長いことここでランチを食べていなぁ…。近いうちに行ってみるか。 ![]() |
このビロビロ麺 美味しそう (´¬`)♪
この麺読みましたよ。本は先だって最後に到達。
とても良い本で、教えて頂き良かったです。
有難うございました。
近いうち食べに行こう。
鶏肉コーンクリーム丼という中華式洋食っぽいのも気になります。
しかしその上に目玉焼き乗っけるのはどうなんでしょうね?
なんだかビロビロのものがゴチャゴチャしていて、
なんだろう?って感じですが、
食べ始めたら止まりません。
美味しかったです。
あの方の本は面白いですよね。
他に張競さんの「中華料理の文化史」もお勧め。
この人は明治大学の教授なのでご存じかも。
ほかに、東京農大の小泉武夫さんの「酒に謎あり」もおもしろいですよ。
ここの丼物にはすべて目玉焼きが付いてきます。
チャーシュー丼に目玉焼きは会いますが、
ご飯がイマイチでした。