中山路にある「心龍」は、ランチの種類が日替わり2種類に定番26種類という、とてつもなくバラエティーに富んでいる店だ。 しかも定番と言ってもずっと変わらないのではなく、過去のメニュー写真と見比べると結構、その構成を変化をさせていることが分かる。 そこに何ヶ月か前に新しいメンバーが加わった。 「豚カツの中華風かけ炒飯」で、値段が800円と「心龍」のランチの中では最も高価なメニューである。それ以来ずっと気になっていたのだが、昨日、やっと食べに行くことができた。 店内のメニューを見ると「豚排炒飯」と書いてある。コロモをまとった揚げ物、いわゆる「豚カツ」をイメージしてきたのだが、これはどうやらパイコー炒飯のようだ。 出てきた料理を見て納得。やはりそうだった。パン粉がハラハラと落ちるトンカツではなく、豚肉の空揚げである。 まずはお肉から食べてみる。真ん中あたりで噛み切ろうとしたのだが、硬くて簡単には食いちぎれない。薄い肉なのに…(涙) そして濃い色をしたタレ。これは塩分が強いわ。醤油が多いのかもしれない。美味しい炒飯がこれでは台無しだ。 満を持して食べに行った「豚カツの中華風かけ炒飯」だったが、ちょっと残念な思いをした。 A~Fのランチには水餃子または半炒飯が付く。この日は腹が空いていたので、うっかり「半炒飯で!」なんて注文してしまうところだった。 メインが炒飯なのに、そこに半炒飯プラスしてどうすんのよね。 ちょっと辛いタレがかかった水餃子。これはこれで美味しくてご飯との相性も良かった。 食後の杏仁豆腐もフワフワで、他店と比べたら上等な方に入る。 あ、それから、ここは灰皿ありです! ランチを食べ終えたカウンターの女性が細いタバコを取り出し、ライターでシュボッ! とたんに煙が流れてきた。これは…ねぇ…。 過去にはこんなこともあったのだが。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
メニュー名が「豚カツの中華風かけ炒飯」ではなく「中華風豚カツのかけ炒飯」とあれば災難は逃れたかもしれませんが、華都さんのようなウィットにとんだ表記にはなかなか遭遇できません。
肉が薄いから硬くなるんでしょうかね。
サクサクの豚カツ屋を想像したのがいけませんでした。