中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

英国海軍貯炭所の石垣

2017年02月13日 | レトロ探偵団

 数日前のことだが、新山下担当の特派員からメールが届いた。

 「ドン・キホーテ跡地で工事をしているけど、そこから昔の石垣が出てきた」というのである。

 それは、私が以前から気にしている英国海軍貯炭所の護岸だ。
 さっそく見に行ってみることにした。

 とりあえずフランス山の入口付近から眺めてみたが、細かいところまでは分からない。


 目的の護岸とは関係ないが、この古いビルは解体されずに残るみたいだ。


 重機でどんどん掘っているが……


 これは税関宿舎の敷地を囲んでいた現代の擁壁かな。


 上から見ていても分からないので、バス通り側に移動してみる。


 すると、なにやら石垣のようなものが見えた。
 

 これだ!

 これが探していた英国海軍貯炭所の護岸だ。

 さて、今後、この記念すべき石垣をどうやって保存するのだろうか。
 ここには大型の商業施設が建設されることになっている。
 その内部に組み込むのだろうか。それとも、どこかに移設するのか。

 できれば店舗内に残してほしいところであるが……。
 
 【過去の記事】
旧英国海軍物置所護岸
保存できるのか「旧英国海軍物置所護岸」
旧英国海軍物置所護岸のその後


 

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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どうでしょう (ふ゛り)
2017-02-13 22:58:50
街の歴史愛好家にはとても興味を惹くものですが、数十年という近年のこういう埋没物は重要な遺跡と判断されず、発掘調査対象にならぬまま終わりな気がしますが、、。
返信する
どうでしょうかね (管理人)
2017-02-14 06:34:06
>ぶりさん
保存する方向だと聞きましたが、
どういう形で残すのでしょうかね。
神奈川芸術劇場・NHKの建設現場から出土した居留地時代の遺構は、
建物の脇で展示されていますから、
あのような形で残すのかもしれません。
できればドン・キホーテの店内にそのまま残してほしいなぁ。
返信する

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