
数日前のことだが、新山下担当の特派員からメールが届いた。 「ドン・キホーテ跡地で工事をしているけど、そこから昔の石垣が出てきた」というのである。 それは、私が以前から気にしている英国海軍貯炭所の護岸だ。 さっそく見に行ってみることにした。 とりあえずフランス山の入口付近から眺めてみたが、細かいところまでは分からない。 ![]() 目的の護岸とは関係ないが、この古いビルは解体されずに残るみたいだ。 ![]() 重機でどんどん掘っているが…… ![]() これは税関宿舎の敷地を囲んでいた現代の擁壁かな。 ![]() 上から見ていても分からないので、バス通り側に移動してみる。 ![]() すると、なにやら石垣のようなものが見えた。 ![]() これだ! これが探していた英国海軍貯炭所の護岸だ。 さて、今後、この記念すべき石垣をどうやって保存するのだろうか。 ここには大型の商業施設が建設されることになっている。 その内部に組み込むのだろうか。それとも、どこかに移設するのか。 できれば店舗内に残してほしいところであるが……。 【過去の記事】 旧英国海軍物置所護岸 保存できるのか「旧英国海軍物置所護岸」 旧英国海軍物置所護岸のその後 ![]() |
保存する方向だと聞きましたが、
どういう形で残すのでしょうかね。
神奈川芸術劇場・NHKの建設現場から出土した居留地時代の遺構は、
建物の脇で展示されていますから、
あのような形で残すのかもしれません。
できればドン・キホーテの店内にそのまま残してほしいなぁ。