
中華街大通りの「一楽」。 今週のランチで気になっていたのが「ウナギ入りチャーハン」。 どんなチャーハンなのだろうか。 ウナギは蒲焼なのか、ぶつ切りなのか、それともウナギフレークなのか、本日、それを確かめに行ってきた。 結論から言うとウナギの蒲焼(細切り)が、炒めたご飯の中で調和を保ちつつ、さりげなく自己主張をしている、そんな感じのチャーハンだった。 もともとチャーハンのうまい店である。そこにウナギが参加しいて不味かろうはずがない。 よくあるのは、米粒同士がベッチャリというチャーハン。 だが、ここのはパラパラに分離している。爽やかなチャーハンといってもよい。 そこにウナギの甘みが広がり、ときたま山椒の香りと微かな痺れが加わって、一層ウナギの甘さを際立たせてくれる。 これに中華系の玉子と豆腐のスープが付いてきたが、ここは例の“肝吸い”にできないだろうか。 中華料理店だから和風でなく中華風肝吸いでもいい。 でも、難しいかなぁ… ![]() 食後の杏仁豆腐。 これは美味しい! まあ、料理店だから美味しくて当たり前なのだが、それ以上に感心するのは、ここの若い衆の接遇・応対。 私がランチを注文したときの状況を述べておこう。 客席にはランチメニューが置いてなかったのだが、店頭の黒板を見て確認していたので、着席すると同時に『ディー(D)・ランチお願いします』というと、すかさずメニュー表を持ってきて『ディー・ランチ、ウナギ入りチャーハンですね』と確認のチェックが入った。 ランチの種類がアルファベットで表示してある場合、結構、注文ミスが発生することが多い。 たとえばDとBの違いだ。前者は「ディー」、後者は「ビー」。私のように下手な発音だとDとBを聞き間違えられてしまうこともあり、料理が運ばれてきてからトラブルになることもよくある。 そういうミスを犯さないよう、ここの若い衆は復唱をしているのだと思う。 さらに、料理を運んできてテーブルに置く際にも、「○○でございます」と、指差し確認ならぬ発声確認をしている。 これは自分自身に対する確認であるとともに、お客さんへの注意喚起の意味も含まれているのだろう。 昭和2年創業という歴史ある老舗。これから先も安心して食べに行けるような気がする。 ![]() 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ ![]() |
あそこはぶつ切りでしたね。
最近は好好亭が鰻の黒炒飯というのをランチで
出しているようです。
私はまだ食べてませんが。
ウナギを使った料理は結構ありますよね。
でも好好亭の「鰻の黒炒飯」は知りませんでした。
ランチ価格なら食べてみようかな。
昔の「鯉鰻菜館」では店名が店名だけに出したのでしょうか?
今の横浜中華街でウナギの中華料理(蒲焼じゃなくて)を出す店があったら、ぜひ教えていただきたいと思います。
そういえば日本も蒲焼やひつまむし以外の食べ方って聞かないですね。・・・・あ、うなぎパイ?(笑)
いまはなき「鯉鰻菜館」では鰻の料理を出していました。
http://blog.goo.ne.jp/chuka-champ/e/b8f9be6c78805af5cef8af674bd2d615
なかなか美味しかったですよ。
いまはどこで食べられるのかな。
http://motos999.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_ec7f.html
いくつかは今でも食べられると思います。
思い出しました。
へえ~、こんなにあるんだと感心したことを。
でも、ランチではなかなか登場しませんよね。せいぜいアナゴがいいところ。
調理法は一楽さんとおなじく、蒲焼を混ぜたものです。うなぎの賽の目切りというか、ウナギの一つ一つがかなり小さいです。
そういえば、好好亭では去年『ウナギ玉子』というランチを出していました。食べなかったので、炒めなのか、綴じなのか、どういうものかちょっとわかりませんが
ああ・・そういえば、台湾で胃腸の調子が悪いと言ったら、「これを食え」と出されたのが赤ちゃん鰻の揚げ煮だったな・・・・。
好好亭にはよく行っているようですね。
そこで『ウナギ玉子』というランチ!
食べてみたかったぁ~
鰻の稚魚を食べてしまうなんて、
日本じゃあ信じられないですよね。
大きくしてうな重にしたいのに。