
先ごろ、横浜中華街のビル建設現場からこのような額が発掘され、歴史愛好家やB級グルメたちの間でちょっとした評判になっている。郷土史研究家によると、これは中国東晋代の書道家、王羲之(おうぎし)の弟子・酔華の書によるもので、今から約1600年ほど前に書かれたものだという。 そこで専門家が調査した結果、これはごく最近パソコンで作られたことが判明した。ougishiというソフトを使えば簡単に作製できるという。 と、まあ、この書はいい加減なものであったが、次にご紹介するのはプロ中のプロ、熊峰(ゆうほう)さんの書である。 ![]() ギリシャバー「ゾルバ」の入っているビルの3階に、熊峰(ゆうほう)芸術画廊がある。 ここで中国書道教室も開いているようだが、私は行ったことがないので詳しくは分からない。 だが、この方の書は、中華街の中にあるお店で、しばしば見かける。たいていは店内の壁に掛けられているのだが、なかには店頭を飾るものもある。
![]() でも、これだけは分かった。 熊峰。 中華街でお食事をする際には、その店の味や接遇、客層だけではなく、熊峰さんの書を探してみるのも一興。中華街探索の楽しみが広がる。 ![]() |
画廊ではないんですね。いつか見に行こうと思っていましたが、萬珍楼売店上のギャラリーに行ってみます。
亮子さんの先生だったとは。習っていらっしゃるんですか。
私も、中華街の中で習いたいことがたくさんあります。
中華料理、胡弓、書道、太極拳。