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ランチを食べに行くのに、「タオルを最低でも2枚は持って行ってください」なんて言われたら、皆さんどう思います? “横浜秘湯を巡る会”の会員なら、「温泉付きか!」と叫ぶかもしれない。 あるいは、いつもカカア殿下に皿洗いをさせられているオヤジなら、「食後に食器洗いが待っているのか?」と訝しがるだろ。 でも、このタオルは湯上りの身体を拭くためでもなく、食器洗いをしたあとの手を拭うためのものでもない。 これは、食事中に噴出す汗・涙・鼻汁を拭くために必要なのだ。 そう、ここ「杜記別館」の水煮肉片ランチは、タオル無しには食べられない。“水煮”という文字からだけ考えると、水炊きか薄味の煮物といったイメージが沸いてくるが、実際の調理は唐辛子と山椒を加えて辣油で煮込んだような料理。 だから当然、辛い。しかし口がひん曲がるほど辛いかといえば、それほどではない。口から炎を吹き出すほどでもない。 だが、食べている最中に、大粒の汗がダラダラと流れ出す。ハゲ頭から後頭部、額へと一気に流れ落ちてくる。 それはやがて、首筋から胸元へ、あるいは後頭部から背中へ伝っていく。 場合によってはメタボなお腹を経由して、パンツにまで至るから注意が必要だ。 それだけではない。 鼻水、涙もポタポタと流れ出てくる。 この「水煮肉片」一食で、人間洪水状態となるのである。 だからタオルが必要なのだ。それも2枚ね。 1枚は鉢巻にして頭に巻く。もう一枚は首筋に巻いて、両端をワイシャツの中に入れ込む。そう、「大勝軒」のオヤジスタイル。 ![]() “赤いドンブリ”といえば「マルちゃんの赤いきつね」を連想するが、あれは容器の色が赤いだけであって、中身はごく普通のうどん。 しかし、こちらはスープ自体がどす黒い赤! 「こんな大量に飲めるのか!?」と思うくらい入っている。 その中にタップリの豚肉と、それを補佐するモヤシ、ネギ、キクラゲ、そして幅広の春雨(?)といった脇役陣がふんだんに投入されている。 これらに赤いスープが絡んできて、とにかくウマイのだ! 豚肉を食べ、ご飯を頬張り、合間にスープを啜る。 滝のような大汗が流れ落ちる。 ネギを食べ、ご飯を頬張り、合間にスープを啜る。 副鼻腔炎気味の鼻から鼻水が垂れる。 春雨を食べ、ご飯を頬張り、合間にスープを啜る。 ゆるくなった涙腺から大量の涙が溢れてくる。 脇目も振らず、一心不乱に食べていく。 半眼にしてカウンターの一点だけを見つめて食べていく。 これはもう、食べる禅である。 ![]() 中に入っていた唐辛子。さすがにこれは食べられなかった。 でも、好きな人はこれも食べちゃうんだろうね。 最後に残ったスープをレンゲですくい飲み干す。 ぷは~ッ! 美味しかったぁ! 次にこのランチメニューが登場するのはいつなのかな。店頭の黒板に注目! ![]() 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ ![]() |
的確な表現力に恐れ入ります。
冷やし中華を食ってても汗が出てくる自分は、替えのパンツも持参します。
食べている中盤くらいから体に効いてきます。
タオルとまではいきませんが、ハンカチと
ポケットティッシュは必須のお店です。
そうそう、水煮肉片は先の日曜日にメニューが
出ているのを見かけましたよ。
週によっては水煮魚片も出ていますね。
辛いのが大丈夫な人にとっては、汗をかかないかもしれませんが、私は大汗っかきなので大変。
ほんとに、タオルだけではなく、下着を一式持ち込みたいくらいです。
たしかに初期はルンルン気分で食べていけるのですが、中盤から汗がダラダラ。
この日はタオルを持っていかなかったので、店の紙ナプキンを大量に使ってしまいました。
大汗かいて体調が良くなるか、それとも顔色・目の前が白くなり倒れるか、、。
一気に汗が出ます。
そしてお風呂にでも入って寝てしまえばいいのですがね。
しばらく(2ヶ月ほど)横浜に行ってませんが、近々行く予定があります。
そこでお願いなのですが、お土産用のシュウマイの美味しいお店はありませんか。前は太湖で買っていたんですが閉店してしまったので・・・。
ほかには「海員閣」ですか。
行ってみますね!
フツーの麻婆茄子(魚片とか書く?)を食べましたが、甘辛くて美味しかったです。
あぁ、それにしても今日の人出。
半日居たらもうヘトヘトです、、。