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先週の火曜日のことだが、久しぶりに「一楽」へ行く機会があった。この日の日替わりランチメニューは「牛バラ肉と大根の広東味噌煮込み」。 牛バラ肉と大根の醤油煮込みというのはよくあるけど、味噌煮込みとはどんなものなんだろうね。 週替わりメニューは、こうなっていた。 ハタと野菜の発酵唐辛子炒め、骨付き若鶏の土鍋煮込み、ラム肉とクミンのチャーハン、コラーゲンたっぷり豚足そば。 どれも魅惑的だよね。 ![]() あれこれ悩んだ末に選んだのは「ハタと野菜の発酵唐辛子炒め」である。この日は肉よりも魚が食べたい気分だったのだ。 ハタを主役として、脇を固めるのは白菜、ニラ、青菜、エノキたちだ。彼らを発酵唐辛子が演出している。この赤いのがそれなんだろうね。 味覚音痴で文才のない自分には、この味わいを表現する言葉が見つからない。初めて感じる風味で、超美味しかった、ただそれだけだ。 これはもう一度食べてみたいと思ったのだが、「一楽」の場合、同じメニューが再登板する確率は低い。次々と新しい料理が登場するからね。 2日後の木曜日には「ホウボウの潮州式煮込み」なんていう日替わりも控えていた。残念なことにこの日の朝から体調を崩し、これは食べることができなかったのだが……。 ![]() ところで、14日の記事に「華勝楼」がシートで覆われていることを書いたところ、「今のところ名無し」さんから「華勝楼があとかたもない」とのコメントを頂いたので、一昨日、山下町の某事務所に行くついでに確認してきた。 大通り側から眺めると、確かに建物が見えない。 これは、ダメだね。すべて解体されているのだろうと思いながら裏に回ってみた。 ![]() これだ。 ![]() 何もない…… ![]() 隙間から除くと…… ![]() 遅かったか…… もうちょっと早ければ、内装などの見納めもできただろうに…… 嗚呼…… そういえば2007年に「金陵酒家」が解体されたっけ。あれから10年か…… そして今年、「華勝楼」が解体された。 ![]() 意気消沈して、もう一度、大通りに戻る。 ![]() 寒山寺を模した「一楽」の建築は、やっぱりいい感じだ。面白味に欠ける建物群の中で異彩を放っているよね。 ![]() |
あっという間に解体されてしまいましたか。
あの場所とスペースだから、次の予定はすでに決まっているのでしょうね。
一楽のランチは、醗酵唐辛子炒めですか。
いかにも奥の深そうな味がしそうです。(^^)
看板がすさまじくて、一瞬、「一楽」を見失い
おろおろしました。
宮大工が造ったといわれている建築でしたが、
簡単に壊してしまいましたね。
できれば、あの廊下でヘッドスライディングしてみたかったです。
あとに来るのが食べ放題でないことを願っています。
そうなんですよね、すごい看板でしょ。
建物に看板本体をくっつけると、
完全に一楽の看板が見えなくなります。
そこで張り出したのでしょうが、
なんだか、以前に問題となっていたチャイナスクエアの看板を思い出します。