生姜焼きランチ ～「＜×）（×＞」～

中華街大通りでずっと気になっていた生姜焼き定食（６３０円）。先日の昼、やっと食べに行く機会が訪れた。 　でも、いきなりのショック！ 　ドアを開けたら、タバコの煙の臭いが！　入り口近くのテーブルで、若い５人組がビールを飲みながらスパ、スパ、スパ、スパ、タバコを吸っている。それも５人が！！ 　私は通路を挟んだ向かい側の席に案内されたが、当然、煙たい！　あああああ、こりゃあ、たまりませんわ。昼時くらい、禁煙にしてほしいよ。　 　煙に咽びながら待つこと３分。まずはコーンスープとザーサイが来た。あまり粒を感じさせない甘いスープだ。お子様には好かれるかもしれないが、おじさんにはちょっとね…。甘いコーンスープにご飯は合わない。 　まぁ、それでもスープを飲みながら、ザーサイをポリポリする。やがて煙スパスパの５人組が出て行った。出て行ったと思ったら、今度は２人連れの女性が入ってきて、注文する前からメンソール入りの細いタバコを取り出し、ジッポーのライターをシュボッ。ひとくち吸ったら鼻から煙をフ～ッ。 　そのあとすぐ、サラリーマンが３人ほど入店。斜め前のテーブル席に座るといきなり「灰皿ちょうだい」。 　そして灰皿が到着すると同時にシュボッ！ 　それから１分もしないうちに、２人連れのお客が私の隣のテーブルに案内されてきた。こちらも座るやいなや、マイルドセブンを取り出し口にくわえる。 　ああ、なんてついていないのだろう。私の周りは、すべて喫煙者になってしまった。 　ぼやいているうちに生姜焼きが到着。う～ん、いい匂いだなんて思いながら、目一杯吸い込んだら、隣の煙まで吸引してしまった。ゴホゴホ… 　肉の厚みは推定４ミリ。これが６切れほど入っている。味付けは中華らしくない。とはいっても、洋食屋のそれとも微妙に違う。醤油と生姜のほかに、なにやら加えられているのだろうが、よく分からない。 　まぁ、中華料理屋の生姜焼きとしては“並”だと思う。それよりも、タレと熱々の肉でクタクタになったキャベツの千切りがいい。 　撮影に失敗した食後の杏仁豆腐。普通。 　それにしても、生姜焼きを食べに行ったのか、煙を吸いに行ったのか分からないランチとなってしまった。 　 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒