９月１５日（木）朝晩の空気はひんやりしている。

今日も暑そうだ。
昨日は帰りが遅くなった。
ライフワークの取材だった。奈良県で有名な音楽活動家を取材した。
雑誌記者時代からの知人である。
何かとよくして下さった。
彼女が活動する場所で取材して----。
ここでも皆、いい人ばかりで久しぶりに現場で大笑いさせてもらった。
午後１時半、近鉄線の大和郡山に車で迎えに来て下さって車に同乗して彼女が音楽指導するある施設に訪問した。
音楽を通してのふれあい、私も心の中が解きほぐれていくようだった。
３時に終わって関係者と懇談、４０分ほどで終えて今度は彼女が活動する音楽事務所、自宅の１階は音楽サロン、そこに訪問して話を聞くこと２時間、そしてコーヒーにお茶にお菓子、果物と、もてなしの心にまた感動した。
これも雑誌記者時代のよしみがある。
私の人生は何も無駄なものはないとまた実感していた。
時計を見ると６時過ぎている。
あわてて帰る支度をしてまた近鉄沿線の最寄りの駅まで送ってもらった。
トイレをずっと我慢していた。
駅のトイレに入ると電車が１台入っていた。
トイレを済ませてホームに行くと電車のドアが閉まって電車が発車するところだった。３２分の電車だった。仕方がない。
次の電車は６時４４分、ベンチに腰掛けて待った。
夫に電話をして電車にのる時刻を知らせた。
ベンチに腰掛けると隣に大柄の女性が腰掛けた。
「暑いですね」という言葉に私も「暑いですね」と答えた。
そして彼女は私に「どこまで帰られるのですか」と聞くので私は「奈良市内です」と応えた。それから彼女は話した。
西大寺駅に出て鶴橋にでてＪＲ鶴橋駅から京橋に出て京阪線に乗り換えて守口に帰るという。職場に復帰したが人間関係でいつも悩む。私はいつも１人です。
会社に行っても２人は仲良くしてよく愚痴の言い合いをしているが私は１人です。そしてすごいことを話す。
私は鬱病で自殺したことがあるがマンションの下の木に落ちて助かったという。
私は「そうですか。人生はいろんなことがある。そして人は１０人十色、様々な人がいます。感謝の心と謙虚さを失わないでいると必ず光が見えてきます。人生はそうトンネルばかりではありません」と話した。
そしたら今度は弟のことまで話す。なにかしら問題の人のようだ。
どっちにしてもこの人とは別の車両に乗ろうと考えた。
電車が入ってきた。
私は「１番前の車両に乗りますから」といってホームの前の方に走った。
西大寺駅に着くとベンチで座っていたところがエスカレーターに１番近かったが仕方がない。
奈良行きのホームに行って奈良行きに乗り換えて奈良に着くと７時過ぎている。
スーパーで出来上がりの食材を買うより寿司を買って帰ろうと思って駅構内の寿司屋さんで寿司を購入した。
急いで市内循環バス乗場に行く。
市内循環が停まっている。
乗れないかもしれないと思ったら車椅子の人を乗車させるところだった。
なんとか間に合った。
家に帰ると７時半、家事をしてシャワーを浴びて寿司屋さんで買った赤出汁の味噌汁を作って夕食にした。夫はコンビニで買ったおでんでビールを飲んでいた。冷蔵庫にはハムもあるのに出すのが面倒らしい。コンビニでビールの肴を買ってきてビールを飲んでいる。
こんなことで取材をした彼女ともっと話がしたいがきりをつけて帰ってこないといけない。
韓国テレビが８時５０分から始まる。
それまでプロ野球の中継を見ていた。
韓国テレビ、２つのドラマが終わると１１時、それからパソコンを開けてデジカメの写真をパソコンに取り込んだりして雑用してパソコンを閉じたのは１２時すぐだった。眠たい、やっと眠たい。コービーをいくつも飲んだのか目が冴えていた。

朝、いきつけの喫茶店に行く前に郵便局によって振り込みを済ませてまた銀行に行く。ここでも振込みを済ませた。そんな用事をしていると時計は１０時半、行きつけの喫茶店でトーストを食べて昼食を済ませた。
出たのが１２時４０分、大和郡山駅に着くと１時１０分、ホームのベンチは節電で待合室も冷房が入っていない。暑い。改札口を出て商店街を歩いた。
懐かしい。けれど店の構えは変わっていた。
雑誌記者時代、この商店街もよく歩いたものだった。
ここからＪＲ大和郡山駅にも行くことができる。
ブラブラと歩いてよくＪＲ大和郡山駅に行ったものだった。
懐かしい。
そしてＪＲ奈良駅にでてまた奈良市内の町を歩いて事務所に戻ったものだった。
ヒールでよく歩いた。そんな時代はもうはるか遠くに過ぎ去っていくのに思い出はどこかで残っている。

これから仕事の原稿１本を作らないといけない。
また---。