どういうわけかまだ疲れが残っている。

取材した資料を今日、編集局に送らないといけない。
明日は病院行きなので明日にしょうと思ったがかなりの資料で重いので今日外出して送ることにした。
なぜかまた頭がボートしている。
けれどメールの受信の返信をしたり転送したりしてその後、月曜日連載をもう1度見直してセットアップをした。
今日の原稿は身近にある外国人登録証明書のことだった。
あれもこれもと入れていると長くなった。
一般の日本人は外国人登録証明書を持っていることを知らない人がほとんどである。本名を名乗って生活していると不自由なこともある。
この間までそんなことはなかったのに先日、銀行に行った。
何かでまとまったお金を引き出そうとした。
夫の名義だったので自分の名義に書き換えることもしなければならないとも思った。
そしたら銀行の人は言う。
「本名であることが確認できる何かを見せて下さい」と言う。
私は外国人登録書を見せた。
それではたと考えた。
これがもし日本式の通名だったらどうなるのか。
「本人と確認のできるものを見せて下さい」とは言わないだろう。
銀行の人はいう。
「いろいろと事件もありますので」
多くの外国人が日本に来ていることはわかるが私は日本語を話す。訛りは関西弁があったとしても韓国訛も中国語訛も一切ない。
日本で生まれた在日コリアンの2世ということは銀行もわかっているはずなのに----。
と、思うとまだ日本人の意識の中に蔑視の気持ちがあるのだろうか。
こんなことを考えると1世たちが在日韓国・朝鮮人のために信用組合を作ったことがわかる。
昔は日本の銀行から一切融資してもらえなかった。
国籍条項があった。
日本はこうしてなんでもかんでも国籍条項で排除してきた。
そんなことを思っている。
ちょっと疲れているので休憩して外出の支度をしょう。