鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

今朝、食パンにりんごそして黄粉牛乳で朝食をとっている6時55分に電話がなった。

2006-11-02 10:02:42 | 直言!
こんなところは日本の新聞記者もみんな同じである。
民団新聞は機関紙だがする仕事の方法は同じである。このへんのことを知っている在日同胞が大多数だが中には日本のマスコミに待遇のいいところを見るとなんとも切ない気持ちになる。心の中で同胞の心が見えないということはかわいそうな人だと思うことにしている。日本人の中にも韓日双方のマスコミの対応の違いを見ることもある。

1つ今も忘れられないことがある。
もう数年前になるだろう。急遽、大阪府で民団大阪本部と府のトップ役員との会談があるということで私は突然の要請だったが大阪府庁舎にかけつけた。
韓日双方の報道関係が多く集まった。
そして一連の会談行事を終えてマスコミ関係は名刺交換をした。
そのとき日本の報道関係の人とは名刺交換した。韓国側も1人か2人はしたが私が行こうと思ったあと何人かの報道関係には目もくれず日本の報道関係者と談笑をしていた。
それで私は名刺交換をすることはやめた。
黙ってその光景を冷ややかに見ていた。

この後、テレビなどで拝見するがどんなに韓国に対していっぱしのいいことを言っておられても私は信用していない。うわべだけの交流であると見ている。
本当に韓国、隣人のことを思うなら目立たないところで働く人たちに一声かけてこれで本当の日韓交流ともいえる
その後、韓国から来られると表敬訪問される人が多いと聞くが私の心の中でざわざわと隙間風が吹いている。

思い出したくもない数年前のことを思い出してしまった。

何がいいたいかといえば民団新聞のスタッフも仕事の内容も方法も真剣に対応しながら仕事をしている。
今は韓国済州道に行き事業している在日韓国人の男性記者も私に1度嘆いていた。「僕らの仕事も日本人の新聞記者と何も変わらない仕事をしているのに理不尽な扱いをうける」と私にこぼしていました。
なんかまた思い出したくもないことを思い出してこんなことを書いてしまった。
私たち在日同胞の記者は日本社会で活躍する在日同胞たちのことは日本の新聞では扱いが小さくても大きくできるように工夫して日夜、現場に入って取材をしている。私はあと何年記者ができるのかわからないが若い記者たちが現場に入れば日本人と同等の扱いをしてもらいたい。

編集局のFAX送信に電話連絡をして取材現場にはいらなければならない。
今日から目白押しに仕事が詰まっている。
「ジャーナリスト・ネット」の原稿を作成しておかないと連日また追われると思って作成していると父母の記述を通してまた日本殖民時代の歳月を思うことになった。
しかし歳月はもどらない。日々の生活が1人の人間にとってどれほど大切なものか。また改めて知ることになる。

時代が悪かったと1世たちはあきらめている。
しかしこの歳月は消してはいけない。2・3世が語り継いでいかなければならない。日本社会で理不尽なこともあるということを思い出したくもないがふと書いて見たくなった。
大阪府での仕事の内容は夫にだけ話して誰にも話していなかった。
もう何年もたっているので少し書いてみた。
さあ、またこれから電話連絡をしなければならない。

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