村上ファンド代表の言葉に--。

村上容疑者が逮捕前に記者会見をした。
先日の星野シニアデレクターの言葉尻をとって批判した。この言葉を聞いてこの人は幼少時代にいかに地域の子どもたちと一緒に行動をしていないことがみてとれた。
机上だけで世間を見てきたひとである。子どものころに地域でふれあった記憶のない人である。
星野シニアデレクターは「天罰が下る」といったがテレビをみているものは「よく言ってくれた」とおもっていた。
それが村上容疑者は子どものころからこんな言葉を聞いていないのでよほどのショックだったのだろう。
私たちもそうだったが現在の子どもたちは親が子どもをしつけするとき、子どもが軽い嘘をついたりすると怒る理由を言って必ず「お天とうさんが見ているから嘘ついたらあかん」「そんな悪いことしたらお天とうさんが罰あてはる」と言って目に見えない神さんや先祖さんのことを口にして親は子どものしつけをしてきた。
「天罰」はたまたま村上容疑者だから大人の会話と考えて言葉を変えていわれたと考えている。
このことに村上容疑者し「失礼ですよ。この言葉は子どもの教育に悪いですよ。うちの子どもも見ていました」という村上容疑者の幼稚性がこっけいだった。
通産省に勤務した人が「何が金儲けして悪い」という。品のない言葉である。
そして「プロ中のプロ」、この言葉も机の上でしか世の中をいきてこなかったから多弁なのに言葉の使い方も幼稚である。
世の中には「自信過剰」の人もたくさんいるが記者会見でこの言葉をだすのはこっけいそのものにしかみえなかった。
そして「短期間でお金もうけした僕がみんな嫌いなんですよ」という。「ほんまにあんたはアホか」といいたい。そんな問題と違う。ルールをおかしたあんたが悪い。ルールを侵してまで阪神にのりこんだあんたが悪い。
人のふんどしで相撲とっているあんたが悪いといいたい。
どこでだれが企業買収の話を持ちかけて阪急と阪神の統合を図ったのか、もし村上容疑者にこの話をもちこまれていたとしたら、阪神タイガースを思う気持ちがあればこれをとめるべきだった。やはり金銭欲と名誉欲がからんで大きな誤算、あやまちとをしてしまった。
地道に経営する阪神の企業に水をさした。
阪神をかき回したことは世間に顔向けできないことをした。
もっとも巨人ファンは鼻でせせらわらっているかもしれないが---。関西は阪神フアンが大多数である。
関西が育てた阪神タイガースである。
村上容疑者、かきまわした後始末はどうしてくれる。
フアンは株のことはならもしらん。毎日働いて生活しているものは株のことはしらん。額に汗して人間関係を作って生活に少しでも一瞬でも幸せに思うことを願って働いているものは株のことはしらん。そんなこととは縁遠い生活をしている。それでも人生の中で一瞬の喜びを味わい辛いことは明日のバネにして生きている。
フアンはただ阪神が勝てばいいのである。阪神の活躍をテレビでみるのがこの時期の唯一の娯楽の楽しみである。
娯楽といえば選手たちに怒られるが私たちフアンは甲子園に行かなくてもテレビで声援している。風呂を入る時間を遅らせてでもテレビを見ている。
とにかくかき回した後始末、どうしてくれる。株のことをしらない一般の阪神フアンの嘆きである。