Cinema4Dメモ

Cinema4Dという3DCGソフトに関するメモ書きです。

Houdini EngineとCinema4Dの関係

2015-08-31 13:59:27 | Houdini&Cinema4D

まとめると多分下の図のような感じになります。Houdini EngineはCinema4D等のホストアプリケーションをロケット本体とすると補助ブースターエンジンようなもので、これ自体は燃料を作る能力はないということで(ここが自分が誤解していた部分)、燃料となるotl,hda,hdalcなどのデジタルアセットは Houdini,HoudiniFX,Houdini Indieでしか作ることが出来ないということです。無料体験版であるところのHodini Apprenticeが作るhdancは燃料の種類が違うってことで受け付けないんですね。

Houdini Engine プラグインはSideEffectSoftware社が提供する場合もありますし、そうじゃない場合もあります。Cinema4Dの場合はMaxonが作って提供しているようです。このプラグインはHoudiniEngineとの橋渡しだけをしてるんでしょう。

だから自分が間違えて最初に買ったHoudini Engine Indieは他のマシンに入れれば、hdaを使うだけなら出来るということですね。トホホ。


Cinema4D と Houdini Engine

2015-08-30 09:07:03 | Houdini&Cinema4D

そういうわけで、R17ではCinema4DにHoudiniで作ったデジタルアセット(Houdini Digital Asset,HDA)を読み込めるようになる(R16も16.050から対応できる)わけですが、じっさいどうなん?と思ってR17体験版をインストールしてHoudiniのApperenticeLearningEdition(無料体験版)をインストールしたんですが、これでデジタルアセットを作ったとしてもCinema4Dでは読み込んでくれないのです。理由はこの体験版が作り出すHDAのファイルは通常版とははっきり区別されていて拡張子に.hdancというnc(ノン・コマーシャル:非商用版)のファイルなのです。Cinema4D側ではこの非商用版のhdancファイルは読み込みません。

困ったので、SideEffectSoftware社のホームページでHoudini Engine Indieというのが年額99ドルで使えるというのがあって、じゃあこれを買えば大丈夫なんだろうと思って気楽に購入したら、ダメだったんです。これはエンジン自体のライセンスだそうです。なんのこっちゃ。自分でデジタルアセットを作るには年額199ドルで使えるHoudini Indieを購入する必要がありました。つまり99ドルはドブに捨てたってこと。これなんのためにあるん?

よくわからんけど、Cinema4DでHDAを使いたいけど自分でHDAを作ることはないような場合はHoudini Engine Indieでいいのかも。多分、おそらく。その場合も.hdancのデジタルアセットは読めない。

Houdiniのファイルには普通のファイルと、Indie版で作ったlc(limited commercial、限定商用版)が拡張子につくファイルと、無料体験版で作ったnc(非商用版)があってややこしいです。

Houdini Engine IndieはHoudini Indieから更に(レンダリングが出来ないとか)機能を絞ったやつだろうと思い込んでいて痛い目をみました。とほほ。正式版とか将来のバージョンではまた変わるかもしれないけど。

 

 

 


基本モデリング編R16対応版が完成

2015-08-05 16:27:30 | お知らせ

従来の「第3章前半」に相当する、基本モデリング編R16対応版というのがついに完成しました。

エアコンのない、風通しも悪いクソ暑い部屋で作業していて死にそうでした。

 

ファイル置場は

http://c4dtext.web.fc2.com/

 

ところで、R17の詳細が発表されたわけですが、もう7月末に MSAは更新しない旨のFAXを送ったんだけど、今日DMが届いて、8月30日までなら間に合うみたいなこと書いてあるんでまた迷うな^^;