アジア映画巡礼

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韓国映画ドンドン公開

2012-01-26 | 韓国映画

セヘ・ポン・マニ・パドゥセヨ! 韓国語で「新年おめでとうございます」です。ネットには韓服の晴れ着を着たスターの写真が溢れていて、初春らしい雰囲気でいいですね~。

さて、今年の韓国映画@日本ですが、いつも以上に次々と作品が公開されそうです。まず、これまで手に入れたチラシと共に、基本データをご紹介しましょう。2本ほど試写を見せてもらった作品があるので、簡単にご紹介もしておきますね。

『痛み』 韓国版予告編(途中で切れてます)

 監督:クァク・キョンテク/主演:クォン・サンウ、チョン・リョウォン
※「無骨だった男が、”懸命に生きること””人を愛すること”を知った-クォン・サンウ、役者としての入魂作!!」とのチラシ・キャッチコピーが。2月11日(土)シネマート新宿、シネマート心斎橋にてロードショー公開。

『青い塩』 予告編

 監督:イ・ヒョンスン/主演:ソン・ガンホ、シン・セギョン
※リタイアしたヤクザの元幹部と、彼を殺す任務を負ったハイティーンの少女との物語。2人の接点が料理教室という、一風変わった設定のドラマの監督は、『イル・マーレ』 (2000)のイ・ヒョンスン。相変わらず映像がきれいです。ガンちゃんが上手なのは言うまでもないのですが、「明日に向かってハイキック」等のドラマで知られるシン・セギョンが意外に魅力的。一見「エリカ様」みたいですが、柔軟でキレのある演技を見せてくれて映画のリアリティを高めてくれています。ツッコミどころも多いものの(特にラスト)、プサンの海の香りと塩田なども楽しめ、合格点クリアの1本。3月17日(土)丸の内TOEI、新宿武蔵野館にてロードショー公開。

『アリラン』 予告編

 監督・主演:キム・ギドク
※キム・ギドクのワン・マン映画。監督・脚本・撮影・編集・音響・美術・出演:キム・ギドク。当初はドキュメンタリー映画として始まり、赤裸々に自分をさらけ出したかに見えたキム・ギドクですが、結局フィクションに行ってしまうのは劇映画作家の性(さが)でしょうか。見ていてなぜか、原一男監督のドキュメンタリー映画『全身小説家』 (1994)を思い出してしまいました。「嘘つきみっちゃん(井上光晴のあだ名)」ならぬ「うそつきギドクちゃん」、したたかです。3月シアター・イメージフォーラムにて公開予定。

『依頼人』 韓国版予告編

 監督:ソン・ヨンソン/主演:ハ・ジョンウ、チャン・ヒョク、パク・ヒスン
※2011年興収第10位、240万人を動員した作品。死体なき殺人事件を巡って、弁護士と検事が激しく争うサスペンス映画。夏にシネマート新宿、シネマート心斎橋で公開予定。

『トガニ(原題。意味は「るつぼ」)』 韓国版予告編

  監督:ファン・ドンヒョク/主演:コン・ユ、チョン・ユミ
※2011年興収第5位、467万人を動員した問題作。聴覚障害児を学校教育者が虐待したという、実際に起きた事件の映画化。夏に公開予定。

あと、ちょっとオマケ。韓国映画の話題ではなくてゴメンナサイ。
甄子丹(ドニー・イエン)、金城武主演の『武侠』 (2011)は、『捜査官X』という日本題名になって4月21日(土)より公開、というニュースが。この作品、どこやらの映画祭で先行上映されるという噂も小耳に挟みましたが、ゴールデン・ウィーク向けの公開とはリキ入ってるじゃないですか。なぜ「X」?(ここは「♪なぜワイハ?」のフシで)というような疑問は置いておいて、映画館にGO! 谷垣健治さんも結構重要な役で出ています。楽しみですね~。

 


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