アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『ダルバール 復讐人』を劇場で見てきました~♥

2021-07-20 | インド映画

オーブンの中みたいな暑さだった昨日、『ダルバール 復讐人』を劇場で見てきました。月曜日の朝イチにいらしているのはどんな方かな~、と思ったら、昔から筋金入りのインド映画ファンです、という感じの方が多く、平均年齢高し。皆さん、ラジニの若さに驚かれたのではないでしょうか。特にこのシーンですね。

まさか、70歳近くになって”脱ぐ”とは! しかも、「私、脱いでもすごいんです」とは! 還暦以上のお年の皆さん、見倣いたいですね~。ラジニ久しぶりの刑事ものとあって、制服姿が決まっていました。

大画面で見ての「大発見!」は、タイでロケをしたシーンがあるのですが、そこに登場するタイ人警官が見事にラジニの「サングラス芸」をやってみせていたこと。あれには脱帽でした、タイ人警部どの。

その他、周りの警官たちに、感じのいい俳優さんが揃えてあったのも大画面でよーく確認できました。特に、ラジニの助手的存在の美人警官(上写真右)は、制服姿がビシッと決まっていて、コメディ演技のアシストも抜群。どうやらシャマター・アンチャン(Shamata Anchan)という女優さんらしいのですが、モデルやテレビ女優もしているようで、大作は本作が初めてのよう。また、別の作品でお目にかかりたいです。

最初とエンドロールに出てくる「Chumma Kizhi(チュンマ・キリ/やってやれ)」等、一緒に踊りたくなる歌のシーンもあるのですが、緊急事態宣言下ではがまん、がまん。この歌を歌っているのは、長い間ラジニ映画の主題歌的ソングを歌ってきたS.P.バーラスブラマニアム。『ムトゥ 踊るマハラジャ』(1995)の「Oruvan Oruvan」とか、『チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』(2006)の「Devuda Devuda」とか、スーパースター・ラジニの映画と言えばこの人の歌声が聞こえてくる大ベテランだったのですが、2020年9月25日に新型コロナウィルスとの闘病の末に亡くなりました。74歳でした。彼の美声、大画面でたっぷり聴いてきました(合掌&涙)。

パンフレットも劇場で販売中です。A4判三つ折パンフで¥400。鑑賞のお供にぜひどうぞ。『ダルバール 復讐人』の公式サイトはこちら、7月29日には上映が終了してしまいますので、お早めに避暑も兼ねて映画館にお運び下さい。最後に、「Chumma Kizhi」の動画があったので、貼り付けておきます。作曲はラジニの甥っ子作曲家アニルドです。

DARBAR (Tamil) - Chumma Kizhi (Video Song) | Rajinikanth | AR Murugadoss | Anirudh | Subaskaran

 


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2 コメント

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サントーシー様 (cinetama)
2021-07-21 20:16:09
お久しぶりです。
コメントをありがとうございました。

ラジニカーントの大ファンでいらしたとは。
次の作品『Annaatthe』の出演パートももう撮り終わっているようですし、コロナ禍下でもますますお元気、という感じですね。
この作品の公開(来年のポンガルか?)、楽しみにしています。
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今日、観ました。 (サントーシー)
2021-07-21 16:18:03
インドでも(ヒンディー語版)で観ましたが、
細かい所が解らなかったので日本語字幕で観ました。
私はラジニ様の大ファンなのですが、
70歳には見えない身のこなしですよね。
ずっと活躍して欲しいです。
返信する

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