モフセン・マフマルバフ監督といえば、日本で公開された『ギャッベ(ギャベ)』(1996)、『カンダハール』(2001)等の作品で知られていますが、彼の1990年代の作品を集めた特集上映が行われます。作品は『タイム・オブ・ラブ』(1991)、『ワンス・アポン・ア・タイム、シネマ』(1992)、『サラーム・シネマ』(1995)、『パンと植木鉢』(1996)で、それに加えてアボルファズル・ジャリリ監督の『グリーン、ホワイト、レッド――イラン映画の歴史を求めて――』(2015)も上映されます。開催場所はアテネ・フランセ文化センター。チラシを送っていただきましたので、それをスキャンして貼り付けておきます。
スキャンがあまりクリアではありませんが、拡大してご覧になって下さいね。PCのクラッシュ以降、スキャナー=プリンタを読み込ませることができず、別のスキャンソフトでやっているため、ぼんやりしていてすみません。あと、アテネ・フランセ文化センターのサイトにも、作品紹介と上映スケジュールが出ています(せめて上映作品の画像は使いましょうよ、アテネさん)。なおこの催し、「日本映像学会」と「アジア映画研究会」の会員は無料で参加できます。当日受付で申し出て、必要事項を記入して下さい。マフマフバフ監督、東京フィルメックスとかでもよく来日していたので、皆さんもおなじみだと思いますが、今はロンドン在住のようですね。オンライン・トークもありますので、ぜひご参加下さい!
上映作品中、『サラーム・シネマ』(1995)の予告編が見つかりましたので、付けておきます。そうそうこれこれ、変てこりんで面白い映画でした。マフマルバフ監督自身もご出演です。面接をしているのがそうですが、当時はこんなに立派なひげを生やしていたんですね。オンライン・トークのお顔と、ぜひ見比べてみて下さい。
Trailer - Salaam Cinema