チェンナイももう何回行ったでしょうか? 20回はかる~く超えています。でも、毎回同じ所しか行かないんですよねー。
チェンナイでまず行くのは、カパレーシュワラ寺院。敷地内にいろんな小さな祠(ほこら)があって、巡礼している感じであちこちの祠にお参りします。南インドの寺院のトレードマークは、ゴープラムと呼ばれる楼門です。この前で靴を脱ぎ、小屋に預けて裸足で敷地内に入ります。今度はちゃんと許可料を払って、中の写真を撮ってきますね。
昨年は、このカパレーシュワラ寺院の近くで、ターリを探し回りました。ターリというのは、南インドの結婚式で花婿が花嫁の首に掛けるネックレスです。ターメリックで黄色に染めた紐の先に、金の神様像ペンダントが付いているのですが、金製品だということでジュエリー・ショップで扱っていることがわかりました。ただ、大学での教材にするので、金よりは安い銀に金のコーティングのものを買うことに。1個300ルピー(600円)なので安いのですが、学生全員に回して見せるため5,6個買わないといけないのです。ショップのオーナーがいろいろ親切に相談に乗ってくれました。
このオーナーは話し好きの方で、しかも北インドの生まれだというので、ヒンディー語で話したりしてすっかり親しくなりました。オーナーが「ぜひ行ってみなさい」と勧めてくれたのが、近所にあるギリというお店。ここは宗教関係のグッズが何でも揃う、というお店で、宗教関連で古典音楽や古典舞踊のDVDもいっぱい揃っています。おかげで、これも教材になるような祭祀グッズや、映像素材となる古典舞踊のDVDをたくさん買うことができました。
帰途は、ニルギリというスーパーマーケットに寄ってスパイスなどをお買い物。スーパーの隣にはパンとケーキのお店があって、ちょうど職人さんがケーキの飾り付けの最中でした。インドはまだ生クリームのケーキはホテル以外では見ませんが、バタークリームでも牛乳がいいせいか結構おいしいです。
さらに隣は、スナックをいろいろ売っているお店と、かなり広い大衆食堂が。南インドの定食は「ミールス」と呼ぶのですが、この食堂には軽めの定食があって人気でした。ビジネスランチ、という感じでしょうか。炊き込みご飯にカレーが3品、それからヨーグルトサラダが付いてきます。これで50ルピー(100円)だったかな....。
さて、その後は本屋巡り。チェンナイにはランドマークという本屋があちこちに店舗を出していて、それを3カ所ぐらい回るのが常です。スペンサー・プラザというショッピングモール、チェンナイ・シティセンターというショッピングモール、そしてホテル近くの店舗と、3カ所回ると映画関連本やタミル語映画のDVD等がだいたい揃います。その後買った本をまとめて郵便局に持って行き、小包を作ってもらって送る、というのも毎度のこと。以前はランドマークからも送ってくれていたのですが、郵便事情が変わり、自分でSAL便で送る方が料金が安いため、郵便局に持って行くようになりました。
そうそう、もちろん映画も見ますよ~。チェンナイでよく行くのは、アビラーミという映画館。ここはシネコンというか複数映画館の寄せ集めというか、ちょっと面白い所です。ちょうど、従来型の映画館とシネコンの中間、という感じでしょうか。お客さんもシネコンの客のようにすましていないので、ヴィジャイ主演の『ならず者』 (2007/原題:Pokkiri)を見た時は前の席のお兄さんたちが立ち上がって踊り始め、往生しました。画面、見えへんでー、兄ちゃん!
お兄ちゃんたちが踊っていた曲はこちら。まあ、踊りたくもなりますよねー。ヴィジャイ、カッコいいです~。
大きな映画館はたいてい、チケット売り場にこういうリーフレットを置いてくれています。タイトルがタミル文字で書いてあるのがありがたいです。
あと、ヒンディー語映画を見に行くのが、チェンナイ・シティセンターにあるアイノックスというシネコン。チケット販売窓口には同じくリーフレットが置いてあり、上映時間がわかるようになっているのですが、結構予告なしに変わったりします。
このアイノックスは全国チェーン展開していて、ムンバイのアイノックスもよく行きます。インドのシネコンで困るのは、カメラ持ち込み禁止、食べ物持ち込み禁止、というわけで、入り口でチェックがあること。持っていると、カメラ電池とか、食べ物を預けさせられます。まあ、海賊版のための隠し撮りをしたりする人もいるので、カメラチェックはしょうがないですね。食べ物は、シネコンの高いコーヒーやドッグなどを買え、ということなんでしょうが、お買い物をしてたまたま持っていたりするとあわてることになります。従来型の映画館だと、こんな不便はないのになあ。
さて、今回はどんな映画が見られるでしょうか?
某上映会でかつてお世話になっていました。
ありがとうございます。
ブログを始められたということを最近知り、お邪魔致しました。
インドは北に2~3回行きましたが、南は一度もありません。
最近は悲しいですが家庭の事情(たいしたことではないのですが)で、旅行というものにほとんど行けず、寂しい思いをしています。
インド~。是非また行きたいのですが。
そんな私が年に一回何とか続けられているのが、釜山国際映画祭です。
cinetamaさんは、行かれることがあるのでしょうか?
普段仕事を持っている身としては、東京国際よりも、思い切って休みを取って出かけて見る釜山の方が充実したりします。
その釜山がお手本にしたという香港国際映画祭も、一度行ってみたいな~と思っています。
とりとめのないメール失礼致しました。
今後もブログ楽しみにしています。
某上映会って、某吉祥寺方面(笑)でやっていたアレでしょうか。イニシアルから、ひょっとしてあの方では? とか思っています。
釜山国際映画祭は、残念ながら一度も行ったことがありません。ちょうど日本でも映画祭が多い時期で、字幕でうなってたりすることが多いため、なかなか数日間の休みも取れない時期に当たるのです。ナンチャッテ韓国語をもうちょっと磨いて、一度は行ってみたいとは思っているのですが。
またお立ち寄り下さいね~。