アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

米=印合作映画日本版DVD発売中

2011-10-09 | インド映画

いつも「ナマステ・ボリウッド」という冊子を送っていただいているのですが、その最新号に耳寄りなニュースが。インド映画、正確に言うとインド=アメリカ合作映画の日本版DVDが発売になったそうです。タイトルは『スピーシー・オブ・コブラ』 (2010/原題:Hisss)。「スピーシー」というのは「種の起源」などの「種」のことなので、「コブラの種」とでもいう英語題でしょうか。原題の「Hisss」というのも英語で、「シューッと言う、シューッという音」という意味の単語だと思います。ちょっとコワイ、オリジナルのポスターです。

 

ストーリーは、ガンにかかった男が不死の命を得るため、「ナーギン(雌ヘビの化身)」を誕生させてしまう、というものらしく、予告編ではナーギンが脱皮するシーンなど、おどろおどろしい映像が見られます。主演は、 ジャッキー・チェンと『THE MYTH/神話』 (2005)で共演していたマッリカー・シェーラーワト。ほかの作品では、インド版『猟奇的な彼女』 (2001)である『みにくい奴とイカレた奴』 (2008/原題:Ugly Aur Pagli)にも主演しています。すごくスタイルのいい女優さんで、『グル』 (2007/原題:Guru)では幕開けのトルコのシーンで、ベリーダンス(えー、辛口で言うとベリーダンスもどき)を踊っていましたね

ほかに共演は、警部役でイルファーン・カーンが出演しています。監督はアメリカ人のジェニファー・リンチ(デビッド・リンチの娘)ですが、ちゃんとソング&ダンス・シーンもある模様。「ナーギン」ものの定番、コブラになりきった例のダンスも踊るのかしら? 「ナーギン」ものは昔からよく映画化されていて、有名なところではヴァイジャヤンティマーラー主演の『ナーギン』 (1954/原題:Nagin)、シュリーデーヴィーが迫力のナーギンを色つきコンタクトを入れて演じた『ナーギナー』 (1986/Nagina)等があります。今回のマッリカーも、色つきコンタクトを装填しているようですし、特撮&CGも多用されているので、ホラー映画ファンは飛びつくかも知れません。

早速注文したので、到着を楽しみに待っているところですが、さっきアマゾンで見たら、在庫がもう少なくなっているようです。9月に出たばかりなのに、そんなに売れゆきがいいなんて! マッリカー・シェーラーワトの全裸シーンがある、とかいうのに煽られて、ホラー映画マニア男子が買っているのでしょうか? でも、予告編等で見る限り、あれはボディ・ダブルだと思うぞ~。到着したら、それも確かめてみますね。

スピーシー・オブ・コブラ [DVD]
クリエーター情報なし
竹書房

最後になりましたが、いつもいろんな話題が満載の「ナマステ・ボリウッド」。興味がおありになる方は、「ナマボリ」のサイトをぜひ覗いてみて下さい。

 


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