しーさるの鉄日記

JRグループダイヤ改正(茨城編)


JR東日本のダイヤ改正、常磐線方面の改正概要は以下の通り。

●常磐線において、品川発22時34分の土浦行を勝田行に延長変更、22時55分の勝田行を土浦行に短縮変更する。このことで、土浦から先の最終列車を20分前後繰上げる。

●上野発0時12分の取手行を我孫子行に、0時23分の我孫子行を松戸行に変更する。0時50分の松戸行については運転を取り止める。また、代々木上原発0時00分の我孫子行を松戸行に変更、北千住発1時04分の松戸行は0時48分に繰り上げる。

●平日早朝の千代田線において1往復増発する。また、土休日の取手発着を我孫子発着に変更する。

●水戸線においてワンマン運転を開始する。常磐線乗り入れ列車については、常磐線内でもワンマン運転を行なう。

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JRグループのダイヤ改正、常磐線では他路線同様終電の繰上げなどを行なうことになった。終電繰上げ対象となるのは、取手までと土浦~勝田間で、松戸~我孫子間以外が20分程度となる。

常磐線の上野発24時台は、1月19日まで12取 23取 34我 51松となっていたが、緊急事態宣言に伴い1月20日から12取 23我 34松に変更、今回の改正では00取 12我 23松 33松となった。つまり松戸から先は2段階で終電が20分以上繰り上がったことになる。
上野発で松戸までの終電は0時33分、京浜東北南浦和行最終の3分後で、北千住までは日比谷線より11分遅いことになる。我孫子までの終電は0時12分、日比谷線の北越谷行最終より4分早くなる。

各駅停車についても、北千住発22我 37我 04松だったのを22我 37松 48松に変更して15分以上繰り上げている。各停の我孫子終は快速の取手終から3分接続となっていたが、今回の改正では北千住の接続でなく、松戸での4分接続となる。各停の松戸終は、1月19日まで上野発松戸終から3分接続となっていたが、松戸終の運休で20分近い接続時間になっていた。それが各停の終電繰り上げで、5分接続となった。

取手から土浦までの終電繰り上げはなかったが、土浦から先は品川発で21分繰り上げている。但し、リリースで触れている通り、特急を利用すれば終電繰り上げは10分程度になるけど、10分程度のための特急料金課金は微妙ではないかと。それ以前に特急通過駅への利用客が少ないから、上野発23時前は妥当かと。

常磐線は終電繰り上げ以外に時刻をあまり変えていないが、各駅停車では土休日の取手への乗り入れを止めている。夕方時間帯において、快速成田行とほぼ同じ時間に各停取手行を走らせることで、柏から天王台、取手、常総線方面への買い物帰り客をフォローしている感じだったのだけどね。上野東京ラインの影響で、千代田線から取手までの利用客も減っているのだろうか。

その常磐線各駅停車の乗り入れ先の千代田線では、北綾瀬発5時40分の代々木上原行を新設、綾瀬発7時16分の取手行を代々木上原発6時35分にする形で、増発を行っている。早朝の北千住発5時台後半を見ると、改正前は37、46、56となっていたのが、増発で37、46、51、56と5分くらいの間隔時間帯が拡大する。新設の51分発には45分着の東武の普通中目黒行だけが接続することになる。

代々木上原発6時台後半を見ると、27、32、38、42となっていたのが、27、31、35、39、42となる。一方、新宿行の代々木上原着は28各、34急、36快、38各となっている。改正前は34急、36快、38各の3列車の乗客が38分の千代田線に集中していたが、今回の改正では34分着の急行の客が35分に、36分着の快速急行と38分着の各駅停車の客が39分に分散されることになる。

水戸線はワンマン運転を行うことに。E531系としては、去年改正での東北本線の黒磯~新白河間に次いでのワンマン運転となる。E501系は交直セクションでの故障が原因で水戸線から撤退したのだけど、それがなくてもワンマン改造なしで撤退したのだろうか。E531系5連でのワンマン運転は、常磐線のいわき~原ノ町間でも行われることになりそうだ。


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