九州旅行4日目、今日は肥薩線の鹿児島県内を巡ることにした。順序は以下の通り数字は隼人からの駅数
1日当山-4嘉例川-2表木山-5霧島温泉-3中福良-7大隅横川-6植村-8栗野
日当山は右側に駅舎がある構造、以前はほぼ隼人寄りに階段出口があったが、今は上屋の壁がくり貫かれたところが出口になっている。
表木山は、相対式で両ホームは吉松寄りの構内踏切で結ばれている。以前は木造駅舎の前にホームを結ぶ通路があったが、木造駅舎は宮崎でよく見られる鉄筋の待合室に、通路も階段部分が埋め立てられた。秘境駅のためか待合室に駅ノートがある。鹿児島空港へは歩いて70分かかる。バスがある分、嘉例川がベターだ。
中福良は左片面、ほぼ隼人寄りに出口があり、細い道につながっている。周辺は民家があるものの、人の気配はしない。
嘉例川は左片面、以前は相対式だったが左側の線路がなくなった。客車列車が走っていた頃の名残でホーム有効長は長い。1903年建造の有名な木造駅舎は国登録有形文化財、待合室の天井の灯りが印象的だ。
駅前広場は未舗装だが、鹿児島空港方面へのバスが乗り入れる。駅周辺には民家の他、ふれあい館という施設もある。駅の上の方に団体バスの駐車場があり、散歩道や公園を経由して、駅前に出ることができる。
霧島温泉は島式、右側の駅舎とは吉松寄りの構内踏切で結ばれている。駅舎は鉄筋造りの大きなもので、喫茶店も入居、駅前にはバスも乗り入れる。高校の最寄り駅なので、利用客も多い。
植村は右片面、ほぼ隼人寄りに出口がある。その横の木造の待合室は2014年に建て替えられ、鐘もぶら下がっている。
大隅横川は左側に片面2本が並ぶ構造、昔は2面3線だったが、中線が撤去され、今の構造となった。下りホームの駅舎付近だけでなく、上りホームの吉松寄りに上屋がある。その上屋の先にはタブレット受けもあった。駅舎の前の構内踏切は塞がれ、隼人寄りに構内踏切が作られた。嘉例川同様、駅舎は開業以来使われているもので、国登録有形文化財に指定されている。待合室の天井は嘉例川と似たような灯りが吊るされており、中にはピアノがあるが感染症対策で今は使えない。駅舎のホーム柱には機銃掃射で撃ち抜かれた痕跡が残っている。
栗野駅は島式、以前は2面3線だったが、山野線が発着していた1番線が使われなくなって今の形となった。隼人寄りの跨線橋は、左側の駅舎だけでなく、右側の丸池公園の方にも降りている。駅舎はコンクリート造、簡易委託駅で8時30分から17時まで窓口業務を行っている。駅舎の中には待合室の他に栗太郎館という物産直売所が入居していた。駅前はロータリーになっており、山野線の代行バスや鹿児島空港方面へのバスが発着する。駅周辺の商店は少ないが、10分ほど歩いたところにはスーパーもありそれなりに栄えている印象だ。
栗野駅に降りたところで鹿児島県内全駅の駅巡りが完了した。宮崎県は真幸駅が残るけど、鐘を鳴らした程度で駅巡りになるかどうか。
帰りは、隼人から特急に乗る予定だったが、ホテルに荷物を取りに行く必要がなくなったので、1本前の普通列車で移動、13時台の中途半端な時間帯にも関わらず、隼人からですら補助席で、姶良からは立ち客も出た。
鹿児島中央発14時05分の『さくら』に乗車、JR九州車のトップ編成であるR1編成だった。鹿児島中央場面では自由席はガラガラだったが、熊本で一気に乗り込み、久留米で窓側を選ぶのは難しかった。博多13分接続で『のぞみ』に乗り換え、JR西日本車のトップ編成であるK1編成だった。こちらは岡山から新大阪間が最混雑で、他列車に分散となる東海道区間は思ったほど乗ってなかった。
最新の画像もっと見る
最近の「駅降り」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事