今日は東京モノレールの駅降りをすることにした。駅降り自体は15年前に済ませているが、撮影した写真が少ないため、再度駅降りすることになった。
上野東京ラインで新橋へ、上野、東京での停車時間が長いためか、日暮里で並走した山手線すら新橋乗り換えはギリギリだった。乗り換えの手間を考えると、上野東京ライン沿線から羽田へ行くには京急が優位と思われる。
モノレール浜松町は5階にある2面1線の頭端式、乗降分離しており、データイム4分間隔、ラッシュ時3分20秒間隔を1つのレールで捌く。改札はJRの乗換改札もある3階中央改札、羽田寄り階段を下りた所にある2階南改札の2か所あり、エレベーターは降車ホーム、乗車ホームからそれぞれ2か所ある。
浜松町を出たモノレールはJRの線路を一気にオーバークロス、その後しばらくJRと並走しながら日の出辺りを走行する。田町の手前でJRから離れる。この辺に駅を設置しても良さそうだが、田町駅やゆりかもめの芝浦ふ頭駅が近くにあるので需要はなさそうた。首都高をオーバーパスして首都高と並走、新幹線の回送線をアンダーパスする。
天王洲アイルは相対式、浜松町寄りの橋上駅舎はシーフォートスクエアの4階と一体化、首都高を越えたスフィアタワー天王洲への通路にもつながっている。羽田寄りの南口は下りホームにしかないので、少し手前に両ホームを結ぶ跨線橋がある。羽田方面からりんかい線への乗り換え客は、この跨線橋を経由して、南口から横断歩道を渡ってA出口に出るか、橋上駅舎に上がって、ビル内通路からB出口に出なければならない。南口改札付近からは新幹線の回送を見ることができた。
大井競馬場前は相対式、浜松町寄りの右側に駅舎がある。駅構内はリニューアルされ、改札の上には競馬ゲートをイメージした数字、壁紙には馬の蹄がある。改札を出てすぐの所にはパンフレットの置いてある品川観光コーナーがあった。駅舎は三角屋根の二階建てで、都内の駅としては特徴的、二階には『ちゃぼうず』という居酒屋兼蕎麦屋が入居している。駅自体は高いところにあり、競馬場通りの陸橋に面している。競馬場方面へは階段又はエレベーターを使うことになる。
真下を道路が走るようになり、環七を越えると流通センターに到着する。流通センターは相対式、浜松町寄りの右側、真下の道路を越えたところに駅舎がある。駅舎は環七側でなく、線路に垂直に向いている。ここも駅舎に隣接して蕎麦屋があるが、チェーン店の『ゆで太郎』である。とはいえ、周辺に飲食店は少ないので、朝から夜まで営業しているのはありがたい。
昭和島は2面4線、浜松町寄りの右側に車庫があるので、上りホームは羽田寄りにずれている。空港快速は普通をこの駅で追い抜く、追い抜かれる普通は2分ほど停車する。出口は浜松町寄り、降りると狭い地下通路があり東口と西口を結んでいる。その途中に待合室があり、その中には精算機もある。西口駅舎は簡素な造り、駅周辺にはモノレールの車庫と首都高のジャンクションくらいしかなく、工場などは首都高の向こうだ。東口は西口以上にこじんまりとした駅舎、森ヶ崎浄水場脇の細い道を抜けると、車道もある工場街にたどりつく。
首都高から離れると整備場駅に到着する、整備場は島式、ほぼ浜松町寄りに出口があり、下の道路を越えた左側に駅舎がある。周辺は空港関係の施設があるものの、新ターミナルの近くに移転した施設もあるため、閑散としている。乗降客数も1994年度は4000人を越えていたが、今では2000人を切って、東京モノレールでは一番利用客の少ない駅になっている。整備場を出てしばらく走ると地下に入る。
天空橋は相対式の地下駅、浜松町寄りに地上駅舎の北口がある他、今年7月の『HANEDA INNOVATION CITY』オープンに合わせて下りホーム中程にHICity口が新設された。京急との乗り換えは、上りホームからは京急両ホームに降りれるコンコースに抜けられるが、下りホームからはHICity口の付け根にある連絡改札経由で京急の空港方面ホームにしか抜けられない。よって天王洲アイルなどから京急蒲田方面に行くには、HICity口改札から京急羽田行ホームへ一旦降りて、京急のコンコース経由で京急蒲田行ホームへ行くか、モノレールの地上駅舎と上りホーム経由して京急のコンコースに抜けるしかない。モノレールの地上駅舎も京急の入り口からは大して離れてないわけだが。HANEDA INNOVATION CITYへのアクセスはよく、通路先の改札前のエスカレーターを上がるとすぐに建物の中に入る。逆にHANEDA INNOVATION CITYから上りホームへのアクセスは悪く、地上道路か下りホームを経由して地上駅舎まで行かなけばならない。2022年にオープンする地域は地上駅舎へのアクセスはいいみたいだけど。今後乗降客数が増えた時、区間快速を停車させるかどうか気になるところだ。天空橋を出てしばらく走ると地上に出る。
羽田空港第3ターミナルは、緩やかなカーブ上にある相対式の高架駅、下りホームの浜松町寄りに3F出発ロビーへと直接つながる改札、浜松町寄りホーム下にも2F到着ロビーからつながる改札があり両ホームから降りることができる。改札前には自動ドアがあり、カートを持ったままではホームに入ることはできない。第3ターミナルは国際線メインなのでコロナ禍では閑散としていた。羽田空港第3ターミナルを出てしばらく走るとまた地下に入る、
新整備場は相対式の地下駅、ホームのほぼ羽田寄りにコンコースへの階段がある。改札コンコースから地上出口までは60メートルほどの長い地下通路を歩くことになる。出口近辺は空港の南側にあり、飛行機メンテ会社のビルなどが並ぶが、近くにはJALミュージアムといった一般向けの施設もある。
羽田空港第1ターミナルは島式の地下駅、1993年から2004年まではこの駅が終点だった。浜松町から来て、先頭部ホームのエスカレーター端を上がると北口コンコース、改札内にはモノレール沿線をイメージしたジオラマと充電スポットがある。ジオラマは浜松町付近のJRを再現しているが、東海道線の113系、京浜東北線の209系、新幹線の700系と引退した車両ばかり、これは放置しているのではなく故意にやっているのではないかと思われる。北口コンコースに近い北ウィングからは近畿より東側、北陸、北海道方面の飛行機が発着する。ホーム中程を上がると南口コンコース、南口コンコースに近い南ウィングからは中国、四国、九州、沖縄方面の飛行機が離発着する。
羽田空港第2ターミナルは島式の地下駅、東側にもう1面1線あるが、現状では使われてない。ホーム中程と浜松町寄りホーム端のエスカレーターは北口に、逆側ホーム端のエスカレーターは南口に通じている。エスカレーターの数からして北口からA・B保安検査場に行く客が多いと思われる。
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