駅降り行動 花輪線（好摩～横間）

今日、明日と去年11月から順延していた花輪線の駅巡りをすることにした。

東北新幹線はスーパーモバトク、初めてモバイルSuicaと連動させたわけだが、スマホを改札にタッチさせても東海道新幹線のような席番号を書いた紙は出てこなかった。そのうえ、えきねっとが先週更新された兼ね合いで、最初見たときは、予約した内容も表示されない事態となった。古いサイトで予約したものに気付いた時は、既に乗り込んでいて5分も経っていた。

盛岡着8時24分、花輪線との接続時間は7分、その間に今日と明日の分のいわてホリデーパスを買って、わかりにくい1番線ホームに行かなければならない。VIEWカード購入となったが、数分の余裕を残して、乗り換えは成功した。

盛岡からは1時間かけて安比高原へ向かった。降りた順序は以下の通り、数字は好摩からの駅数。

6安比高原ー5松尾八幡平(歩)4北森ー3平館ー8小屋の畑(歩)7赤坂田ー1東大更(歩)2大更ー10横間(歩)9荒屋新町

東大更は、大館方面へ向かって右片面、ホーム中程の待合室右に出口があり、同じレベルで未舗装の小さなロータリーがある。大更までの道は歩道がなくて、歩きにくかった。

大更は相対式、両ホームは盛岡寄りの構内踏切で結ばれている。左側にある駅舎は2018年に改築された大きいもの、東西自由通路と一体化された。駅舎のある西口は駅前広場が工事中で入れる場所に制限のある状況、駅舎と逆側の東口は、屋根伝いに病院につながっているが、盛岡方面ホームにはつながっておらず、自由通路と構内踏切を通らなければならない。ただし駅舎を経由しないで芝生を通れば、病院側からもホームに行ける。委託駅で6時50分から16時（土休日は14時半）まで窓口業務を行っている。右側ホームの向こうはスペースがある。これが松尾鉱山電気鉄道の跡地だ。

平館は、右片面、以前は相対式だったが、左側の線路が取り外され、ホーム跡を残している。駅舎は2004年に建て替えられた冷暖房完備のものだ。駅前広場は広いものの駐車している車はなし、周辺は古くからの店があるが、ほとんどが閉まっている。新しい店は大更との駅間にある。

北森は左片面、以前は500メートル松尾八幡平寄りにあったが、2015年に今の位置に移動して市役所に隣接した。大更と同じく駅舎は自由通路と共有、ホーム側は市役所に直結しており、逆側は駐車場が整備されている。駅名を八幡平市と改称して、今の八幡平駅を鹿角八幡平とでも改称した方がわかりやすかったのではないかと。

松尾八幡平は右側ホームに小さな待合室駅舎のある相対式、両ホームは大館寄りの構内踏切で結ばれている。また、大館寄りから駅舎と逆側に保守車両用の砂取線が分岐している。駅舎と逆側のホームにも待合室があり、2004年に建て替えられた駅舎より大きい。現行ダイヤでは、上下列車の交換はないので、下りも駅舎側から発着できるように改良した方がいい。松尾八幡平からは7.2キロも離れていて、ずっと上り勾配になっている。

安比高原は、盛岡寄りに駅舎のある右片面、以前は島式だったが右側の線路が撤去された。以前は有人駅で、その名残で塞がった窓口がある。駅前はパーク&ライドなのか車が20台くらい、リゾートは数キロ離れたところにあるので、送迎車がないと、行くこともできない。

赤坂田は左片面、以前は相対式だったが、右側の線路が撤去された。駅舎は1999年に建て替えられたもの、その横大館寄りに荷卸場の跡地があった。駅近くには廃校を活かした産直販売所があった。

小屋の畑は右片面、ホーム中程の待合室の横に出口があるが、少し高いところにあるので、緩やかな坂になっている。

荒屋新町は、左側に駅舎のある2面3線、両ホームは盛岡寄りの構内踏切で結ばれている。駅舎と逆側には側線があり転車台につながっている。大館方面は１番線を基本としているが、盛岡行は１～３番線全てから発車する。朝だけ見ても、6時18分は３番線、切り離された57分の始発は１番線、8時20分は２番線、11時20分の始発は１番線、12時19分は３番線となっている。業務委託駅で8時から15時40分まで窓口扱いを行っている。券売機は去年のうちに撤去され、乗車駅証明書発行機が代わりに設置された。鹿角街道の宿場町の名残りで、駅周辺は古くからの建物がいくつかあり、銀行やスーパーもあった。

横間はホーム中程に待合室のある右片面、出口はほぼ大館寄りにある。高いところにあるので階段を30段ほど降りることになる。