★多摩湖線
●平日朝に多摩湖発各駅停車西武新宿行2本を国分寺行に変更する。また、萩山始発国分寺行2本を多摩湖始発に延長する。
●データイムに増発して国分寺~萩山間は10分間隔の運転とする。
●土休日22時以降の多摩湖線の萩山での分断をなくし、国分寺~多摩湖間での運転とする。終電も多摩湖発萩山行だったのを国分寺行に変更する。
★狭山線・山口線
●西武球場前での狭山線と山口線の接続を改善する。
●データイムの狭山線において、毎時1本ずつ廃止する。
★秩父線
●飯能~西武秩父間において、平日午後に2往復廃止する。
★西武秩父線
平日データイムにおいて、11時台から14時台まで30分間隔となっていたのを40分前後の間隔に拡大する。改正前は池袋発20、50の急行からの接続となってたのが、00の急行、31の準急、20の急行からの接続となる。なお、池袋発39の準急に乗っても、石神井公園で快速急行に乗り継ぐことで、小手指で準急に追いつくことができる。そう意味で池袋発も約40分間隔になっている。接続時間は5分程度となっており、改正前の20分発急行からの1分接続ほどギリギリではない。
土休日夕方は、西武秩父発16時28分の快速急行池袋行を各停飯能行に変更して、飯能で急行に接続させる。快速急行は急行より停車駅が6駅少ないが、飯能発が1分遅いだけでなく、小手指でも3分停車するので、急行に格下げしても所沢からの時刻はほとんど変わらない。急ぐ場合は、16時24分のレッドアローを利用して欲しいということなのだろう。快速急行がなくなることで、飯能から先へ向かう料金不要列車は定期運転では消滅する。秩父夜祭などのイベント時は設定されるけど。
★西武狭山線
平日、土休日ともに15分間隔だったのを20分間隔に変更する。このことで運用本数2本だったのを1本に削減、データイム時間帯において、下山口での交換は解消する。
改正前は、池袋発20、50の急行から1分接続、00の急行、10の準急からの6分接続だったのが、00、20の急行からの1分接続、31の準急から2分接続となる。池袋からだと最大30分空きとなるのは改正前も変わらない。狭山線から池袋方面への接続は、各停か準急に5~6分で接続していたのが、3本に2本が急行への2分接続に変わる。ホーム別乗換なので少し忙しいが、所要時間は短縮される。なお、イベント時は毎時6本に倍増させて、下山口での交換を行なう。西所沢での急行への接続時間が短いのは、臨時急行と交互に走らせるからだろう。
★西武山口線
狭山線が減便して運転間隔が20分で揃ったため、西武球場前での接続時間が山口線→狭山線、狭山線→山口線ともに3分で固定されるようになった。多摩湖から池袋までは、山口線、狭山線経由で最短45分となり、高田馬場に抜けて山手線に乗り換えるより時間が短縮される。
多摩湖線については、萩山発6時33分、8時46分の国分寺行を多摩湖発6時24分、8時37分として延長変更する。このことで6時15分から35分までのタイムラグ、8時28分から45分までのタイムラグが解消し、6時05分から9時27分まで10分前後の間隔となる。また、多摩湖発7時05分、25分の西武新宿行については、部分廃止して田無始発となる。代わりに萩山発7時16分、36分の国分寺行を多摩湖発に変更する。このことで多摩湖からの西武新宿行は6時45分発だけとなる。東急9000系が導入された後は、土休日も含めて新宿線との直通が廃止となる公算が高い。
多摩湖線のデータイムは、国分寺発9時17分、12時55分、13時55分、14時55分、萩山発9時15分、12時45分、13時25分、14時05分を増発、国分寺発で9時26分から16時16分までは完璧な10分間隔となり、萩山発も早朝深夜を除いて10分前後の間隔となる。土休日は国分寺発12時35分、13時15分、13時55分、14時35分、萩山発はその11分前に増発、国分寺発で9時45分から21時55分まで、萩山発9時44分から21時44分まで完璧な10分間隔となった。増発前は20分開いている箇所が所々にあったが、それも解消された。国分寺と青梅街道は棒線になっているため、運転間隔を調整しにくいからだ。
土休日深夜の多摩湖線において、多摩湖発22時54分、23時15分、23時35分の最終を萩山行だったのを国分寺行に延長させる。このことで、多摩湖から国分寺までの最終は20分繰下げとなる。萩山発も22時55分、23時12分、23時33分と萩山始発の国分寺行が運転されていたのを、23時03分、23分、43分と多摩湖からの国分寺行を運転して、最終を10分繰下げる。国分寺着は23時50分で三鷹行(三鷹で中野行に接続)に接続する。国分寺発は22時24分の萩山行を廃止に、22時07分の多摩湖行は15分に繰下げ、22時55分、23時15分の萩山行は多摩湖行に変更している。
★国分寺線、西武園線
平日データイムの国分寺線において、国分寺発で11時03分から15時01分まで、東村山発で11時17分発から15時17分まで12分前後の運転間隔とする。東村山での接続を見ると、改正前は国分寺線から本川越方面が3分、西武新宿方面が3分、本川越方面から国分寺線が3分、西武新宿方面から国分寺線が3分となっていた。改正後の毎時5本の時間帯は、国分寺線から本川越方面が1~2分、西武新宿方面が7分、本川越方面から国分寺線が11分、西武新宿方面から国分寺線が4分といった具合に変わる。国分寺線から本川越への対面乗換えは少し短くなったが、逆側の接続時間は大幅に拡大して、別ホームに移動後も列車到着まで少し待つことになる。国分寺線から西武新宿方面は少し余裕が出た感じがする。運用本数の変化はないが、両端の折返し時間が4分だったのが、国分寺8分、東村山6分に拡大している。国分寺線が毎時6本から毎時5本に減らしたで、毎時5本から毎時6本に増やした多摩湖線とはデータイムの運転本数が逆転した。ただし、国分寺線の毎時5本は12分の等間隔で、多摩湖線のような最大20分空く間引きした毎時5本とは違う。
国分寺線と西武園線の直通列車は、早朝に平日3本、土休日5本残っていたが、直通をやめて東村山で分断となる。(国分寺発5時55分、6時25分▲、西武園発5時51分、6時14分、6時44分▲(▲は土休日のみ))早朝の設定ということで、新宿線内で出庫した後に西武園経由で国分寺線に送り込んでいると思っていたのだけど。国分寺線には小田急8000系が転属してくるので、今回の分断はそのためだったのではないのかと。
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