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しーさるの鉄日記

西武鉄道2022年3月改正(新宿線関の平日朝とデータイム)

西武鉄道の2022年3月ダイヤ改正、新宿線関係のデータイムまでの改正概要は以下の通り。

★平日朝

●本川越発通勤急行1本と、各駅停車2本を廃止する。
●狭山市始発の各駅停車2本を、本川越始発と新所沢始発に変更する。
●西武新宿駅に7時台と8時台に到着する優等の所要時間を最大2分短縮する。

★平日データイム
●平日午後時間帯において、西武新宿線の急行、西武新宿線の各停、拝島線を毎時1本ずつ廃止する。また、新宿線の優等列車の所要時間を最大5分短縮する。
●土休日午前の快速急行1本を廃止する。

●平日朝

本川越発7時35分の通勤急行は廃止に、通勤急行は本川越発7時05分だけの設定とする。廃止というより7時29分の急行に格下げして、高田馬場発が1分繰り上がる形となる。新所沢からだと2分繰上げのうえ、航空公園、久米川、小平、花小金井に追加停車となるわけだが、所要時間増は1分だけだからそんなに不便にはなっていない。
後続の急行との所要時間差は8分だけど、所沢からだと数分の所要時間差しかないからな。需要があるなら、新所沢始発1本を本川越始発にして、所沢まで新所沢、狭山市停車にすれば数分早くなるけど。『小江戸』の設定のない時間帯だし。田無発を見ると、改正前は8時05分の通勤急行のあとに07分の始発の準急が設定されていたが、改正後は06分の急行だけになる。本川越発7時21分の準急西武新宿行が、田無発8時00分に短縮変更となるので、通勤急行通過駅では急行が停車した代わりに、それより早い時間の準急が消えたことになる。

準急については、拝島発6時30分を各停小平行に変更する。このことで西武新宿線の準急が1本削減となる。代わりに拝島発6時20分の各停小川行と、田無発6時50分の各停西武新宿行を一本化させ、拝島から西武新宿までの運転とする。新所沢発7時00分の準急を本川越発6時42分として延長させる。このことで6時37分から6時50分まで空いていたのを解消させる。本川越発7時57分の準急は急行に格上げする。このことで高田馬場着は数分繰り上がる。

各停については、上石神井発7時26分と田無発8時40分も廃止する。下落合発を見ると7時台後半において、39 45 49 54となっていたのが、40 47 53となり、4~6分間隔が6~7分に拡大する。9時前も4分間隔が7分間隔になっている。狭山市始発2本については区間廃止して、新所沢始発に変更する。

●データイム

平日だけだが、拝島系統急行と本川越系統各停を毎時1本削減し、基本10分サイクルベースだったのを12分サイクルベースに変更する。急行、各停が毎時5本になる時間帯は、西武新宿発で11時41分~14時41分まで、田無発で10時16分~14時07分までとなる。本川越発も10時26分から13時39分まで、急行3本、各停2本(小平で拝島からの急行に接続)の計5本となる。『小江戸』の前後は15分開くが、その前は9分間隔、『小江戸』は新所沢で各停を追い抜くので、新所沢以南は12分前後の間隔となる。

西武新宿場面での、各停と急行の間隔は8分なので鷺ノ宮待避は変わりない。改正前の43分の各停本川越行は小平で4分停車して、急行拝島行からの接続を受けていたが、改正後の45分の本川越行は停車時間を6分に拡大して、急行拝島行の接続を受ける。小平発は改正前より4分繰下げとなる。改正前の23分の各停本川越行は東伏見で『小江戸』に追い抜かれていたが、改正後の21分の各停本川越行は田無まで逃げ切る。このことで、西武新宿から鷺ノ宮乗換で西武柳沢まで27分かかっていたのが25分に短縮される。上り『小江戸』は改正前と変わらず井荻で各停を追い抜く。

改正前の西武新宿発31分の急行本川越行、本川越発26分の各停西武新宿行は、東村山で『小江戸』と接続していたが、改正後の西武新宿発29分の急行本川越行、本川越発26分の各停西武新宿行は、新所沢での通過追い抜きとなる。よって、西武新宿、高田馬場と航空公園前、新所沢、入曽の間を利用するのに、東村山ですぐに『小江戸』に乗り継ぐということができなくなる。本数の減少より、『小江戸』に乗り換えられないことでの所要時間増の方が厳しいかもしれない。
各停や急行の本数を減らしたためか、『小江戸』は時間短縮を図る。下りは東村山で1分繰上げ、西武新宿から本川越まで45分かかったのを44分に短縮する。上りも、本川越から西武新宿まで46分かかったのを44分に短縮、高田馬場着は4分、西武新宿着は3分繰上げる。急行の5分短縮は、東村山と所沢での2分以上の停車をなくしたのが要因で、各停に詰まらなくなったわけではない。改正前は所沢で5分も停車していた急行もあったからな。池袋線との接続を諦めたのだろうか。

拝島線内は、小平から玉川上水間の各停を毎時2本から毎時1本に削減、拝島発は毎時4本をキープするものの、39分発からの20-20-10-10分間隔は、38分発からの22-12-13-13分間隔に変わる。39分、59分の急行はあまり変わらないが、19分の急行、29分の各停は、11時台は22分の各停、12時台から14時台までは13分、25分の各停となる。26分着の五日市線は接続しなくなり、23分着の青梅線からの接続もかなり厳しい。急行の一部を準急に格下げして、西武新宿~拝島間の各停を西武新宿~上石神井間、小平~拝島間の運転に分けても、運用効率がいいと思うのだけど、JRとの競合があるから厳しいのだろうか。

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