![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/bc/41290f85bfb054effce861df349f8fe6.jpg)
名鉄広見線は犬山を出ると、左方向にカーブ、直進する小牧線、右にカーブする犬山線と分かれていく。市街地を抜けて田園地帯に入ると富岡前に到着する。富岡前は相対式で、犬山寄りにホーム別の駅舎がある。ホーム上屋は短く1両分もない。周辺は田園地帯だが、北側にはアパートや住宅が見られる。
北側から山が近づき、尾張パークウェイをアンダークロスすると、相対式の善師野に到着する。ここも犬山寄りにホーム別の駅舎があり上屋は短い。富岡前と違い、両駅舎は構内踏切で結ばれている。構内踏切は改札外にあるので切符を買わずに南北の通り抜けが可能だが、それは原則禁じられているようだ。南側には駐車場、駐輪場、そして小さなロータリーが整備されている。
山すそのベッドタウンに挟まれながら、広見線は可児市に入っていく。西可児は、上りホームの新可児寄りに駅舎がある相対式。下りホームとは跨線橋で結ばれている他、エレベーター専用の跨線橋が最近整備された。周辺のベッドタウンの玄関口で、赤茶で平屋の駅舎の前には大きめの駐車場が整備、その右側にはロータリーが整備され、スーパーなどが囲んでいる。
可児川は相対式で、駅舎は下りホームの新可児寄り。上りホームと駅舎は構内踏切で結ばれている。ホーム上屋は短く、下りホームは特別車の分もかかってない。駅前広場は車が数台立ち寄れる程度、周辺は昔からの住宅で上りホームの裏側はカヤバ工業などの工場になっている。
日本ライン今渡は新可児寄りにホーム別の駅舎がある相対式。以前は下りホーム側に小規模な駅ビルがあったものの数年前に取り壊され、他のローカル駅同様の緑屋根駅舎が設置された。駅ビル跡地はロータリーが整備されガランとなった。上下ホームを結んでいた地下通路もなくなり、上下ホーム単独となった。駅の北側には国道248号線の起点、これを北上して木曽川を渡ると、美濃加茂市の中心街に入る。なお、駅名の由来になっている日本ラインの乗船場まではタクシーで5分ほどかかる。