「くらすわ」から時計周りで観光スポットを巡る諏訪湖一周てくてくウォーク。
今日は『高島城』です。
くらすわ前の湖畔道路を諏訪インター方面に向かい丁度1km、ホテルラルバ諏訪湖さんを過ぎてデイリーヤマザキさんと諏訪レイクサイドホテルさんの間の道を左に折れます。
すると道の正面に高島城の天守閣が見えます。
800mほど歩いて高島城に到着です。高島城は豊臣秀吉公の家臣、日根野織部守高吉公によって築城されました。江戸時代の諏訪地方は高島藩といい、藩主諏訪氏によって藩政が行われておりました。高島城はその政治の中心でした。現在そびえたつ天守閣は、昭和43年に再建されたものですが、高島藩当時の建物の外観を忠実に再現しているそうです。
(3層の銅板葺の屋根が優美な高島城)
ところでその当時の諏訪湖は、現在の1.5倍ほどの広さがあったといわれ、この天守閣の石垣下まで湖が迫っていたそうです。浮世絵で有名な葛飾北斎の富嶽三十六景色の中にも高島城が登場します。湖に浮かぶように建つその姿から「諏訪の浮城」と称えられた名城だったようです。
(富嶽三十六景 葛飾北斎作 岡谷方面から高島城と富士山、八ヶ岳が描かれています。)
高島城天主の展望台からは、諏訪湖や諏訪市街地、そして遠く富士山が望めます。
※高島城…くらすわから1800m 徒歩20分 車5分
開館時間9:00~17:30(10/1~3/31は16:30まで)
入館料 300円(子供150円)
現地案内 諏訪湖エリアまちなか案内人 TEL: 0266-52-7185