前に、秀春氏の作品群には背景に物語を感じることができる、と書きましたが、全容は明らかにならないものの、物語を開く鍵になるであろうヒントはいくつかもらっています。
そのうちのひとつが「白い森」という言葉。
現実に存在しないはずの「白い森」のイメージは、氏の生み出す作品群のすみかであり、テリトリーでもあると思うのですが、それは不意に現実世界ににじみだすようにしてあらわれることがある、とか。
目の前の風景と異次元の風景が重なるようにして広がっている。氏はそんな風景を見ているのかもしれません。
「白い森」はいったいどこにあるのか?
もちろん、僕の目には白い森の正体はいまだに見えてはいません。ですが、おそらくこんな感じであろう、といった漠としたイメージはある。
そこで、そんな雰囲気に近いと思われる風景を気がついたときに撮るようにしていました。
撮ってみていろいろ考えるのですが、「ほんとはもっと明るいのではないか?」「恐ろしいほど太く高い木々がそびえ立つ森なのではないか?」「ある種の神聖さがそなわっていないと白い森とはよべないのではないか?」、etc., こと明るさについては、読み解きがたい綾がありそうです。
ですので、ここに掲げた写真もいわば「白い森(暫定版)」ということになります。
イメージボードは写真の仕事ではなく「絵で描くべきだろう」とは思うのですけど、関わっている以上、自分のやり方で探るのも誠実さのかたちである!とちょっと開き直って楽しんでいる、そんな一枚です。
でもこうやって撮り歩いているうちに秀春氏が「これだ!」と言ってしまうような現実の風景をみつけてしまったら、、、僕にも白い森が見えたという証拠にはなるかもしれません。
そのうちのひとつが「白い森」という言葉。
現実に存在しないはずの「白い森」のイメージは、氏の生み出す作品群のすみかであり、テリトリーでもあると思うのですが、それは不意に現実世界ににじみだすようにしてあらわれることがある、とか。
目の前の風景と異次元の風景が重なるようにして広がっている。氏はそんな風景を見ているのかもしれません。
「白い森」はいったいどこにあるのか?
もちろん、僕の目には白い森の正体はいまだに見えてはいません。ですが、おそらくこんな感じであろう、といった漠としたイメージはある。
そこで、そんな雰囲気に近いと思われる風景を気がついたときに撮るようにしていました。
撮ってみていろいろ考えるのですが、「ほんとはもっと明るいのではないか?」「恐ろしいほど太く高い木々がそびえ立つ森なのではないか?」「ある種の神聖さがそなわっていないと白い森とはよべないのではないか?」、etc., こと明るさについては、読み解きがたい綾がありそうです。
ですので、ここに掲げた写真もいわば「白い森(暫定版)」ということになります。
イメージボードは写真の仕事ではなく「絵で描くべきだろう」とは思うのですけど、関わっている以上、自分のやり方で探るのも誠実さのかたちである!とちょっと開き直って楽しんでいる、そんな一枚です。
でもこうやって撮り歩いているうちに秀春氏が「これだ!」と言ってしまうような現実の風景をみつけてしまったら、、、僕にも白い森が見えたという証拠にはなるかもしれません。