こおひいたいむ

自己満足にお付き合いください。

見たことを後悔する(可能性大)映画

2023-02-21 | 本&映画

物語は2作品とも,床面に線が引かれ,ここは道路,

ここは誰々の家・・・といった空間で展開されます。

映画と言うより舞台をみている感覚です。

映画鑑賞後に期待する感動や爽快感,成就感,達成感は

残念ながら味わえないと思います。

(いろいろ考えさせられるところはありますが)

監督・脚本はラース・フォン・トリアー

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』をご存じの方なら

・・・・・なるほどとうなずけるはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

『ドッグヴィル』日本版劇場予告編

 

 

物語の概要はウィキペディアから

『ドッグヴィル』2003年にデンマークで製作(撮影はスウェーデン)された映画。

監督・脚本はラース・フォン・トリアー、主演はニコール・キッドマン。

人間の「本性」を無視した観念的な道徳の無意味さを描く。

続編の『マンダレイ』(2005)、『Washington』(2009予定 → 無期限延期)

とあわせて「機会の土地-アメリカ」三部作をなすとされている。

舞台は大恐慌時代のロッキー山脈の廃れた鉱山町ドッグヴィル(犬の町)。

医者の息子トム(ベタニー)は偉大な作家となって

人々にすばらしい道徳を伝えることを夢見ていた。

そこにギャングに追われたグレース(キッドマン)が逃げ込んでくる。

トムは追われている理由をかたくなに口にしないグレースを受け入れ、

かくまうことこそが道徳の実践だと確信し、町の人々に

グレースの奉仕と引き換えに彼女をかくまうことを提案する。

グレースは受け入れてもらうために必死で努力し、町の人と心が通うようになる。

しかし、住人の態度は次第に身勝手なエゴへと変貌していく。

 

 

 

 

『マンダレイ』映像と音楽のみです(音量ご注意)

 

 

 

物語の概要はウィキペディアから

『マンダレイ』2005年にデンマーク他6カ国の出資で製作された映画。

ラース・フォン・トリアー監督・脚本による

「アメリカ合衆国 - 機会の土地」三部作の2作目。

主演はブライス・ダラス・ハワード。

観念的な「多数決主義」や「自由主義」を力ずくで押し付けることや、

人間を類型に当てはめようとすることの愚かしさを描く。

舞台は1933年のアラバマ州、南北戦争と奴隷解放宣言からおよそ70年。

縄張りを失って旅をしていたグレース(ハワード)たちギャング団は

大農場マンダレイの前で黒人の女に呼び止められる。

そこでは依然として奴隷制度同様の搾取が横行し、今まさに

使用人の一人ティモシーがむち打たれようとしていた。

グレースが銃の力で割り込むと農場の女主人(バコール)は息絶えてしまう。

命令するものを失って途方にくれる黒人の使用人たちをみてグレースは、

マンダレイを民主的で自由な共同体につくりかえる決心をするが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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