COFブログ

100年後の人間作り!親子のアートセラピー「子ども未来研究所」の活動、アートセラピスト達の活躍を紹介します

冬グロースセミナースタートしました!

2013年12月03日 | 野外活動

子どもたちの存在って、

その子の周りの家族や関わる大人たちをも成長させてくれますね。

そんなことを気づかせてくれた今年の「冬グロースセミナー」。スタートしました!

小中学生が

「自分で決めて自分で行動し、自分で結果を創りだす。そしてそれを承認する。」

ことを冬山で体験する「冬グロースセミナー」

 

12/1は事前のセットアップセミナー。

自分で決めることの最初の一歩をこの日から踏んでいきます。

自分たちが夢を実現するために必要な5つの力、

そして、冬グロースの現地実習の中でも練習していく力、

「ゆきん子5」をリーダーたちを中心に話し合います。

リーダーは中1の2人と小5のY。

Yにとっては初めてのグロースでのリーダー体験です。

トレーナーやイントラからいっぱいチャレンジされながら、

子どもたちがみんなで話し合う状態がちょっとずつできていきます。

5つを決めるのだけれど、

たくさん出たところから、6つまで絞り込んだところで

話し合いの場が動かなくなりました。

 

その6つの中に「協力する」というのと「助け合う」というのがあるのです。

子どもたちはそのことに気づかないのか、6つが5つにならない・・・というところでぐるぐる。

時間を決めて、話し合ってタイムアウトで決まらなくて・・・、を2回ぐらいやったところで

イントラから指摘されて、そのことに気づきました。

よし!次こそは決まるか!と思って、次の話し合いを見守ると

「協力する」と「助け合う」の違いについて、一人ずつ手を挙げて、話しているうちに

4,5人話すとタイムアウト。。。。

 

6こを5つにするのを2分で決めるんだよね。。。

「そのやりかたで2ふんできまるかな???」

リーダーたちも、一人一人の意見を丁寧に聞くのを大事にしている感じ。

しかしそうしていると自分たちが決めた時間はきてしまう。。。

まだ仲間たちに気を使っているのかな??

 

再度、時間を決めて、

トレーナーからも「決めるって決めてるのか?」というチャレンジも受けて再スタート。

今度はHからの画期的なシェア。

「協力のほうが力っていう字がいっぱい入ってて強い感じがする!」

おお!

これで「協力する」に集約されるか?と思いきや、

またもや、一人一人、順番に意見を言っていく・・・

そしてタイムアウト。

 

もうそろそろ「きまったー!!」って歓声が聞きたいな・・・

 

再度スタートする前に、トレーナー・ウッディからの質問。

「自分の中で5つ決まっている人?」

ほぼ全員の手があがる。

「自分の考えをみんなに表現するんだ!」

 

次の話し合いで一人が

自分の決めたことをシェアしたら、

あっという間に、しゅるしゅるしゅるっと決まっていった。

 

もどかしい瞬間もあるけれど

これもこのチームの大事なプロセスだと思うと、

そこに一緒にいれたことが本当にうれしい。

子どもたち全員のエネルギーが一致して

「決まった!」ってなるあの瞬間のワクワクと高まりがとても気持ちいい。

自分が子どもだとしたら、

たくさんの大人に見守られながら、話しあうなんて

緊張もしちゃうけれど、

自分たちで決めたんだ!って誇らしい気持ちもするかもなあって思います。

自分がもし、子どもでリーダーをこの場でやったとしたら・・・

などと想像すると、自分への気づきもたくさんもらいます。

 

その後のチーム決めもなかなか時間がかかりました。

学年や性別などのバランスを考えて、

最高のチームを子どもたちがつくりだします。

自分が行きたいリーダーのところへ並ぶと・・・

3人のリーダーのうち、中1男子のKの前に、男子が全員ずらーっ!

なぜこのチームがいいの?というのを

リーダーたちが一人一人に聞いていくと

「このチームが楽しそうだと思ったから」という男子の声が聞こえてくる。

そうか・・・

でも!

「チャレンジしろ~!」というトレーナーの声に

女子たちと男子一人は、移動するものの

男子たちはKの前にそのまま・・・このチームにいたい。

愛されているなあ、Kくん!

なーんてこともありましたが、

その後、心が動いた子たちの移動もあって3チームできました。

 

そして、子どもたちもイントラも、うきうきはらはらどきどきのイントラも決めもやって、

最後に5分間チャレンジの宣言。

ここでは、参加の子どもたちのご家族も宣言します。

5分間チャレンジは、

1日24時間の中に新しい習慣の5分を自分の生活の中に取り入れていく、

というチャレンジ。

 

おばあちゃまが付き添いでいらしていたのですが、

もしかして遠慮なさって自分は、、、とおっしゃるかな?と思ったら

「歩きます」

とみんなの前でさらっと宣言。

ご高齢の方が、自分の毎日の中に新しい5分をさらっと取り入れようとする、

というそのことに私は感動しました。

子どもの成長とは、また違う感動があります。

そして、2回目参加のお父さんは

「子どもと話す時間を1日5分もちます」

これもすてき。

これらの宣言も、子どもたちの存在があればこそ、と思うと、

子どもたちの力を借りながら

私たちも成長していく機会をもらっているんだなって思った瞬間でした。

 

さて、次に子どもたちに会うのは

12月28日の現地実習の朝。

それまで5分間チャレンジもやりながら、

元気な状態で会おうね!


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