午後2時半。
中央公園を出発して、士幌高校へ。
この23年間、たった一度だけ、口蹄疫の問題で立ち入りができなかったことがありますが、その時以外は毎年お世話になっています。
地平線まで広がるかと思われる農場と牧場。
とうもろこし、小麦、そして数種のジャガイモ。
今年は、雨が続き今一つ大きく実らなかったといいますが、立派な男爵を子どもたちはたくさん収穫させてもらいました。
本州から、いろいろな団体が士幌高校を訪れて、イモ掘りを体験するそうですが、なんと裸足で畑に入るのはグロースだけなんだそうです。
土のひんやりとしたぬくもりは、何とも言えず気持ちがいい。
そもそも、泥んこ遊びや土いじりって、都会の子供たちはなかなか体験できないこと。
このやわらかで元気な土を足に感じながらイモを掘る。
ていねいに、はっぱや根を取り除き、収穫終了。
デッカイいも大賞や、変なイモ大賞の表彰をして、今度は、搾乳。
でもその前に、しっかりと足を洗わなければなりません。
牛舎には、細菌やばい菌は禁物です。
この搾乳は、以前は一人や二人
「くさいからイヤ」と言って、牛舎に入らなかった子どもがいましたが、最近はみな恐る恐るでも牛の乳を搾っています。
突然の放尿や排便が顔や衣服にいかかってしまうような珍事件もありましたが、今回は無事に搾乳終了です。
生温かな搾りたての乳は、口に含むとほんのり甘い。
高校の実習を終えて、ヌプカに戻ります。
今夜は、まだビッグイベントが二つ残っています。
あれと、そしてあれです。
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