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100年後の人間作り!親子のアートセラピー「子ども未来研究所」の活動、アートセラピスト達の活躍を紹介します

グロース3日目-4

2013年09月06日 | グロースセミナー

この砂利道には、数々の伝説があります。

 

初参加の小1の男の子が、途中で疲れ切って、貢さん(オヤジ)の車で仮眠したことがあった。

 

先に到着していた子どもたちは、全員昼食をとらずに待ちました。

 

そして、目を覚まして、貢さんの「どうしたい?」の問いかけに、

 

「さいごまでやる!」

 

 

結局完走して、ゴールでは子どもたち全員が待ち受けるというおまけまでついていた。

 

 

昨年は、小1で参加したRYOが、合計20回以上砂利に車輪をとられて転倒を繰り返した。

 

 

ずいぶん昔のことだけど、低学年の女の子は、休みたいのに、休ませてもらえないイントラとずっと口喧嘩をしながら走ったり。

 

 

砂利が厚く引いてあるために、かなりハンドルを取られます。

 

 

初参加や、力のない低学年には応える最終コースです。

 

約3キロほどの砂利道を走破して、ようやく全員が、無事に中央公園に到着。

 

 

牧場の合間を抜け、急坂を下りたり上ったり、長い長い一本道を走ったり、ガタガタと砂利道を走る。

 

このマウンテンバイクの30キロは、タフな道のりだけれども、達成感のある実習です。

 

やり遂げた後の、爽やかな笑顔がたまらない。

 

 

初参加組の体験シェアを聞いているとき、小3のTSIが、おかしなことを言い出した。

 

「どんな体験だった?」

「イシガキジマがおもしろかったぁ」

「ん?イシガキジマ?」

「もしかして、ジャリミチのこと?」

「そう、ジャリミチ」

子どもたちはみな大爆笑。

 

今後、この砂利道のことは、イシガキジマ、と呼ぶことにした。

 

子どもたちの名言は今までにもたくさんある。

 

冬グロースの時に、ボーゲン級とかパラレル級を組み分けをしていた時、

 

ある子どもが、

「はやく、パラダイス級になりたい!」

それ以来、パラレル級は「パラダイス級」

 

なんだか、物語があって、面白い。

 

話は戻って・・・・。

 

中央公園で昼食のときにちょっとした出来事が。

 

小5のROKは虫嫌い。

 

弁当を食べるのに、みな草むらに座って食べたいのだけれど、ROKだけは断固ベンチ。

 

しばらく言い合いが続き、ROKが

 

「じゃあいい」と言って草むらで食べるという。

 

でも、こういう場合の「じゃあいい」は、ぜんぜん「いい」わけがない。

 

こういう時は、イントラがしっかりと話を聞く。

 

多数決でもない、じゃんけんでもない。

 

話し合って、グループの意見が整合するポイントを探す。

 

しばらく時間はかかったけれど、結局全員納得の上で丘の上で食事。

 

ROKは、と言うと・・・・・

 

ROKは、引きずらない。

 

自分で納得すると切り替えが早い。

 

こういう切り換えは、自分を楽にしてくれる。

 

ROKなりに、自分らしく生きるすべを見つけてきたのだろうか。

 

やんちゃな子どもらしいこどもだ。

 

 

昼食の後は、しばらく休息(と言っても結局遊び続けるのですが)をとって、次の現場、士幌高校に向かいます。


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