Journal de Cochon d'inde ♪こうそん日記♪

2013年10月1日に、娘の誕生日プレゼントとして我が家に来た、可愛すぎるモルモットのこうそん(♀)の日記です。

1年経ちました

2020-06-13 06:58:37 | こうそんとのお別れ
今日は、こうそんの初命日でした。

気持ちが不安定になるかもしれないと思っていたのですが、案外落ち着いていました。

朝は・・・やはり、去年の朝、こうそんのケージにかけてある毛布を取ったら、こうそんがぺたんこになって横たわっていて、いつも寝ないようなところには違いないのですが、まるで寝ているような感じで・・・ そして、こうそんおはよう!といつものように声をかけたのに、全然動かなくて・・・ 

最後の最後に、一緒にいてあげなかった、あんなに辛そうだったのに。でももうしばらくは一緒にいてくれると思っていたから。
(モルモットのベテランの)冬子さんにそうと聞くまで、こうそんの年齢がかなり高齢だということも認識しておらず。
ただただ、楽観的でした。

やっぱり寂しくて仕方なかったけれど、午前は仕事をし、午後は久しぶりに筋トレをした後で、昨年9月から習い始めたバイオリンの練習をし、その後ツナマヨの巻きずしを作り、娘と一緒に食べました。
こうそんの一周忌だったから、今日はこうそんが大好きだったメラミンのお皿にお野菜を盛りました。ギリギリセーフで人参の葉っぱもとっておけたので、ちゃんと添えました。

あれから、毎朝、毎夜、こうそんにお野菜のお供えをしています。厳密に言えばモルのご飯を半分こして、こうそんにお供えし、最後にはモルがちゃんと食べるという形です。だから、久しぶりのお供えということでもないのですが、やっぱり今日は手を合わせて目をつむると、こうそんがお野菜だ!と喜んで足をお皿のふちにかけて傾かせて、すすす~っと滑ってきたお野菜をもりもり食べていた姿が思い出されました。
なでると、お野菜食べながら目を細めてうっとりしていた姿だとかも。。。

去年はただただショックで心が乱れていましたが、今日はこうそんのことを思うと、不思議と楽しかった思い出ばかりがよみがえりました。
たくさん遊んだね、って思いました。たくさんの優しい思い出をありがとう、と、心から思いました。それでも寂しいけれど。

去年、こうそんを探していたモルの方は、去年8月の手術は無事成功し、そして今でも元気いっぱいです。
筋肉質というか、なんだか肉がしまっており、おっとりしていたこうそんとちがい、やはりやんちゃ(女の子ですが)な印象です。
夕方は必ず部屋んぽというのか、放し飼いタイムでえんばくの葉っぱを食べたり、プランターに植えてあるタンポポの葉っぱを、ぐい~っと背伸びして食べたり、カサカサと歩き回り、私がシャワールームの方に行っているとさりげなく様子を見に来たりと、元気です。

でも、こうそんがいた時にはよくテラスの上でのんびりしていたのに、それはなくなりました。テラスの上に来ている時=カリカリまたは乾燥たんぽぽ葉をください、という時だけ。
きっと、モルもこうそんのことはずっと忘れていないと思います。

フランスは今日はあまり天気が良くなかったのですが、夕方7時くらいから青空になり、そして夜10時くらいまで明るかったのですが、娘が「ちょっと来て!」というのでベランダに出たら、淡く青い空に浮かんだ雲が、夕日でピンクに染まっていて、またその雲がふわふわと上になびいていて、本当にこうそんの毛のようでした。
こうそんみたいだねと言ったら、娘も「ピンクだしねえ(こうそんの肌色はきれいなピンクでした)」といって、きっとこうそんが来てくれたねえと話しました。

昨年とは打って変わって寒い日でしたが…
こうそんは、暑い日は苦手で、どちらかというと寒い方が暖房で調節もできることもあり、好きでした。
だから、やっぱりこうそんが来るから寒い日だったのかな。

モルと娘と私。穏やかに過ごせた、素敵な日でした。