Journal de Cochon d'inde ♪こうそん日記♪

2013年10月1日に、娘の誕生日プレゼントとして我が家に来た、可愛すぎるモルモットのこうそん(♀)の日記です。

モル、お医者さんに行く

2023-02-11 05:58:41 | こうそん&モル
はっきりとは覚えていないが、しばらく前(2週間くらい前?)から、モルの呼吸がやや荒くなっていた。
呼吸音がするとかではなく、体が呼吸に合わせてパフパフとポンプのように膨らんだり縮んだりという感じになる。
食欲もあるし、普通にしているし、ゼリーのことは威嚇しているし、もしかしたら毛が少ないから体の動きが見えやすいのかと思っていた、というかそう思いたかった。

しかしそれはずっと続いているし、ゼリーは毛がまっすぐでなめらかなので、もし同じように呼吸をしていれば体がポンプのようになっていることを目視できるはずだが、ゼリーはそういう風になっていない。

3~4日前には、モル小屋からくしゃみの音が2~3回聞こえたこともあり、もし咽頭炎?とかそういう事であれば早めに動物病院に行くべきだ。

そう思いつつも、もう2~3日様子を見てもいいかなと思いながら動物病院(NAC)のウェブサイトを見たら、なんと来週1週間はお休みになるとのこと。仮に、週末にやっぱりまずい、行った方がいいという判断になった場合、1週間お休みで行くことができないのだから、もう今日行くしかない。

電話をしたら,17時15分で予約を入れてくれたので、行くことにした。
風邪?とかだった場合、ゼリーにうつっているとか、ゼリーが原因という可能性もあるという言い訳で、ゼリーも一緒に行くことにした。

せっかく2人でのんびりお昼寝していたが、バスケットに入れた。


出発だ~


動物病院には遅れて到着(安全運転にするので、時間がかかった←いつもそうなのだから早めに出発しろよと思うのだが・・・)
が、犬を連れた女性が診察を終えて出てきたので、ちょうどよかった(?)

この動物病院はフランスではあまり多くないエキゾ科で、自宅から30分くらいと離れているが、以前初めてこうそんを診ていただいた時に、診断が的確、かつアドバイスも無駄がなく的を射たものであったので、それ以来ここしか行かないようにしている。Dr Ricard という医師によく診ていただいている。

早速状態を話すと、呼吸の様子を観察後、体重測定

965gでしたっ!(爪は明日または明後日に切る予定です)


この後、体温計測でおしりに体温計をさされるというとんでもない事態になるが、この時のモルはそんなことは知らない。
ちなみに体温は36.8℃でしたが、助手の女性と私で2人がかりで押さえましたがモルは暴れまくり、最後まで戦いぬきました。助手の女性が、これで、もういいんですか?という雰囲気で、先生は「(数値が)上がらないからもういいよ」って。

心音?とかを聞いて、歯の状態も見て(歯は完璧でした!)、触診をしたところ、右側の嚢腫がかなり大きくなっているとのこと。
呼吸は、おそらくこの嚢腫が原因と思われるとのこと。嚢腫が大きくなったので横隔膜が押されているのと、あとは子宮の当たりにあるが、この嚢腫のせいで子宮が押されて、子宮の菅が引っ張られて恐らく痛みがあると思われるとのこと。

モル、この先生の方に何度か歩いて行っていたので、体温計の件はさておき、好きになったようです。

抗炎症薬(猫用のMeloxidyl)を出します、8日間これを与えて様子を見てくださいとのこと。
抗炎症というのは、どこかに炎症が発生しているのかと聞いたら、炎症はないが、痛みの緩和作用があるとのことで、早く言えば痛み止めということになる。

ゼリーの方は、その間バスケットの中でガサガサやっていたが、ゼリーのことはひと目見て「この子は全く問題ない。元気です」とのこと。念のため体重を計ったところ870g?くらいでした。

ゼリー・フィッシャーI世の玉座か?


診療を終えた後は、ご褒美のお野菜タイム(待合室に誰もいなかったので、受付に座っている医療助手の女性にここで、少しあげてもいいかと聞いたら快諾してくれたので、あげた)


途中で娘を拾い、娘は明日から2週間冬休みなのでピザを購入してDVDを観ながら食べることにした。
ピザを購入している間、娘が車中でモルとゼリーの相手をしてくれるので問題はない。実際、ピザを購入し終えて車に戻ったら、2人寄り添ってペターンとしていた。
実際に見ると本当に寄り添っていて、すごくかわいかったです。


ケージに戻し、夕食のお野菜タイム(レタス・パセリ・赤パプリカ・トマト・endiveに、ビタミンCの粉をかける)。

待合室で食べたばかりなのに、ものすごい勢いで欲しがって、特にモル!ピントが合わないっ


その後、疲れたのか2人とも隠れ家に入ってしまった。

20時30分にお薬をあげた。モルは聞き分けがよく、いつもお薬はちゃんとのんでくれる。
12月末には目薬が処方されたが、目薬さえもちゃんとやらせてくれて、おかげですぐに良くなった。

特にこのMeloxidylは味がよいのか、チュクチュクやってのんだあと、薬を上げたシリンジを名残惜しそうに舐めるほど好きなようだ。

そして22時ちょっと過ぎたころ、モルがテラスに上がり、croquettesを食べていたので様子を見たら、ポンプの動きがかなり小さくなった。以前をポンプ稼働レベル5としたら、今は2くらいになっている(最大出力10)。
やはり、痛くて呼吸が荒くなっていたのかと思うと、そして、人間なら痛いだのなんだかんだ苦情を言いまくるだろうに、何食わぬ顔をしてこちらをまっすぐ見て「だっこ」「タンポポの葉っぱをくだされ」とか言っているだけなので、なんだか申し訳ないと思うとともに、モルは偉いなあと思った。

タンポポの茎も、今日は3割り増しくらいにおいしく感じるな~という雰囲気で食しているモル



ゼリーは牧草を必死で食べています。

23時、心なしかモルの毛はいつもよりソフトになっていた。たぶん、逆立っていないからであろう。
そして、ものすごく元気になって、いつもよりたくさん動いてご機嫌です。
お医者さんに行って良かったね。

たぶん4月にはお家に引っ越せると思う。
お家に引っ越したら、タンポポがきっと生えるから、お庭でゼリーと生タンポポを食べたらきっと楽しいと思うので、長く元気でいてね。