Comer, beber, y dormir

スペイン、カタルーニャ地方から
日々の食生活、買い物など

11 月のフェリア

2011-11-14 | compra
毎年この時期になると近くの街でフェリアという見本市が開催されます。
食料品から伝統工芸品、家庭用品、サービス系までありとあらゆるブースが軒を連ね、
ワインや特産物のテントもならび、移動遊園地がきたり、小動物の展示があったりと
子供から大人まで楽しめる内容です。
街の大通りには自動車の展示即売会もあり、町中を歩いているだけで楽しいものでした。
今年は会場を分散したようで、ぐるりと全部回るとかなりな距離のお散歩でした。
みんなお散歩好きなので、家族や友だちと連れ立って、あちこちで
あいさつしたり笑い声があがったり、とてもにぎやかです。



いつもフェリアの時期はずいぶん寒いと思うのに今年は暖かくて、薄いジャケットで楽勝。
もう 11 月も半ばというのにあんまりそんな気がしないのは天気のせいでしょうね。

ダンナがチーズ屋さんでチーズを買ってました。
チーズ好き、ワイン好きには楽しいお祭りです。
ワインの新酒の時期がいよいよ到来。
これからはワインの見本市があちこちであるので
楽しい時期です。

本日の弁当

鶏胸肉の炒め物
焼き鮭
豚肉スティック
ジャガイモ甘辛煮
インゲンおひたし

初めての大学イモ

2011-11-11 | El menu del dia
サツマイモが存在するのは前から知っていた。
多分、1、2度は食べたこともある。でも、自分で買ったことはなかった。
日本のそれより幾分赤みの強いことを除いては形もほとんど一緒だし。
ただ、サツマイモはいつも「石焼イモ」であり、おじさんが売りに来るのを
楽しみに待って熱々のところをほお張るものだったので、なぜかこの8年、
サツマイモを買ったことはなかった。
でも、待てよ、母の作るサツマイモの天ぷらは大好きだったし、
味噌汁に入れても、ふかして食べてもいいのだから、
ただのメンドクサイ病だったのだ。

さて、切ってみたところ中身はあざやかなオレンジ。
一瞬ちゅうちょするも、ルクエに放り込んでチン。
フライパンに油を引いて、やわらかくなったイモがこんがり色づくまで焼いて
砂糖を投下。ついでにメープルシロップも。じゅわじゅわ音がして
なんだ、簡単ではないか。
そんなわけで、できました。大学イモ。ゴマをふって完成。
サツマイモには魅力を感じない、となんだかわけのわからないコメントを
していたダンナに食べさせてみたところ、おいしいと言ってました。

本日の弁当


豚肉とピーマンの炒め物
卵焼き
野菜炒め
豚バラみそ焼き
大学イモ


ナスの味噌炒め

2011-11-10 | El menu del dia
ナスが好きです。とっても。
スペインのナスは巨大で日本の米ナスのようにぽってり丸々ころんとしている。
夫婦二人にはいささかでかいかと思っても、なんのことはないペロリと食べられます。
カタルーニャ地方の郷土料理にエスカリバダというのがあって、
その中のナスもとってもおいしいのでおすすめです。

ナスはどんな風に調理されてもおいしいものの、一番好きなのはやはり味噌炒めだと思う。
ただ母の作る味噌炒めにはまだ到達できずにいて、今だ修行中の身だ。
あの絶妙なこってり感がまだ出ない。まだまだがんばらねば。

本日の弁当


ナスの味噌炒め
エビチリ
パンガの香草焼き
ほうれん草のゴマあえ
ミニトマト



弁当が受ける理由

2011-11-08 | El menu del dia
日本の弁当文化は素晴らしい。
幼稚園、小学校、中学校、高校、果ては社会人になってもしばらくは
母の弁当を持って通っていたものだ。母は料理がうまかった。
遠距離通勤をこなしながら私の弁当を毎日作ってくれた。
今思えば、大変だっただろうなぁ、と思う。親には感謝してもしきれない。

そんなわけで、弁当作り。意外と楽しくて苦にはならない。
ダンナはなんでもおいしいと残さず食べるタイプなのでありがたい。
さらにサプライズまでついてくる。この国では食事を持参する場合、
一番ありがちなのはフランスパンにハムやらチーズをはさんだもので
あとはサラダか、パスタか、せいぜい前日の夕飯の残りだ。
ダンナの職場では基本的にオフィス内の会議室のようなところで
弁当を広げるのだが、そこで日本式弁当はちょっとしたスーパースターだそうだ。
昨日は久しぶりだったこともあり、新人さんたちスタンディングオベーションだったよーと
ご機嫌で帰ってきた。私の作るふつーな弁当でこの騒ぎだ、
達人たちの作るキャラ弁や豪華な弁当を見たら腰を抜かすに違いない。

というわけで本日の弁当。



チンジャオロース
卵焼き
いんげんのピーナッツあえ
ソーセージとしいたけの炒め物
プチトマト