倒産回避コンサルタントからの救命ロープ

倒産回避コンサルタント・中逵努のブログです。
恩師村松謙一弁護士ご本人のブログではないことを予めご了解ください。

窮地を脱するには、決して頑張りすぎないこと

2012年05月14日 | 企業再建について
4月からの新年度に入り、景気がさらに一段と落ち込んでいるように肌感覚で感じています。
商店街や道路沿いに空店舗が一段と目立つようになり、最近のスーパー等の広告チラシで
気づかれた方も多いと思いますが、3月末年度末を迎え、各社営業実績確保のために
かなり無理した条件で販促営業したメーカーが今年は特に多かったようで、3月以降の
チラシ掲載価格が一段と低下しています。デフレがさらに進行して経営環境の更なる悪化が
心配されます。

このような経営環境では、表題にあるように頑張りすぎないことが何より大切です。
言い換えれば、正しい方向性で頑張らなければ、その頑張りが逆効果になってしまう可能性が
非常に高いのです。

中小企業の経営者の方々のほとんどすべては、金融機関との取引に際して代表者個人が
連帯保証人にもなっており、会社と個人が表裏一体の関係であるがゆえ、経営危機に瀕した会社の
ほとんどの経営者はご自身の限界を超えてとことんまで頑張り尽くされています。

倒産回避の第一人者である恩師と出会うまでのかつての私も、目の前に現れる問題を乗り越えて
いくことが精一杯で、気を見て森を見ずの状況の中で深い森に迷い込み、もはや絶体絶命、
倒産止む無しという徳俵から足の浮いた状況にまで追い詰められていました。

実際、当時長年顧問契約をしていた顧問弁護士、顧問税理士からも倒産止む無しと言われ
絶望の淵に立たされていた中で頭によぎったのは、自分自身が経営責任を負うのは当然である
反面、銀行から借り入れする際に連帯保証人になってくれて協力してくれた人々にだけは
何があっても迷惑かけれないとの強い思いでした。
その強い思いがあったからこそ、最後の最後まで諦めずに粘り強く交渉することができ、
最終的に連帯保証人に迷惑を掛けずに済むことができたんだと思っています。

また経営危機に瀕した会社が再建できるかどうかの最終的な分岐点は、特に中小企業の場合は、
取引業者や従業員等との信頼関係を継続できるかどうかに掛かっています。

金融機関への返済を優先するあまり、取引業者や社員の皆様が必要以上に負担を強いていませんか? 
手形決済や支払に不足するお金を友人・知人・親戚縁者・サラ金から借りようとしていませんか?

このような状況に陥っている方は、これ以上の頑張りは逆に会社再建を妨げることになりますので、
すぐにご相談ください。倒産の危機に瀕して絶体絶命に陥った幾多の会社の再生再建事例の中に、
あなたの会社に役立つヒントが必ずありますので、ご遠慮なくご相談ください。
初回相談・アドバイスは無料なので、とにかくメールにてご相談ください。

無料相談メール受付アドレス: consul-n@goo.jp

経営者ご自身が良かれと思って取った行動が、逆に作用していまい会社の信用を一気に失ってしまえば
会社再建のハードルがより高くなり、信頼回復が非常に困難になってしまいます。

だからこそあえて窮地では頑張りすぎないで欲しいと切に願うのです。

すべての責任を背負って日夜懸命に頑張ってられる中小企業経営者の経営判断が正しい方向に進
んでいただけるように全力でアドバイス差し上げます。

無料相談メール受付アドレス: consul-n@goo.jp
コメント
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