嵐の後

今日も柿畑です。

先日とはまた違う畑、こちらもそこそこ被害はあったそうです。

葉っぱはビリビリ、

たくさんの柿が実った枝もボキリ。・・・無残です・・・

「あんたたち、がんばってしがみついとったんやね」

岐阜弁も、もはや全国区？　「ようがんばったね」

久しぶりにカエルくんとも再会。「台風の時はどうしとったの」

でんでんむしも隠れていました。

私はホント、晴れ女なので、昨日までの大雨はどこへやら・・・

曇天ではありますが、柿畑日和です。

まだ頭を垂れるほど実ってはいませんが、稲穂もまっすぐ伸びています。

 

今日のお供はショパンのピアノ協奏曲、

夏に買った新しいウォークマンにたくさんの音楽が入っています。

柿の収穫の時は収穫用のかごを斜めがけにするので、イヤホンがちょっと邪魔、

なのでBluetoothのイヤホン対応のものに替えました。

曲も16GB＋SDカード分、たっぷり入ります（前のは４GB）。

でも前のもまだ使えるのでもったいない・・・

ベートーヴェン専用ウォークマンにしようかしら・・・

 

昨夜は突然シューマンのピアノ協奏曲が聴きたくなった。

ちょっと飲みすぎてたから・・・。

今朝は畑で「今の気分はショパンのピアノ協奏曲」。

ショパンが故郷への告別の思いを込めて作った曲と聞きましたが、

物悲しい旋律が心を揺さぶりますね。

もうずいぶん前にNHKだったかで、ショパンの死後、

彼の心臓だけが故郷に戻っていったのをドラマ仕立ての番組で見ました。

 

故郷といえば、私自身は岐阜を離れて暮らしたことはありません。

車で15分走れば実家もまだあります。

弟が時々、庭木の世話などしに行ってくれていますが、

迎えてくれる母もいまはなく・・・

望郷の思いというのは距離ばかりではありませんね。

青い空や緑の田んぼや畑を見ていると、なんともいえない思いが心をよぎります。

 

だから畑でショパン・・・

 

 

台風２１号

いつの間にか二か月も放置していました。

今年の夏は暑かったから・・・

 

そろそろ夏も終わり、ヒグラシの鳴く声も聞こえてきました。

なんて思っていたら大きな台風でしたね・・・

被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

我が家は家屋には被害はなかったのですが、柿畑は可哀想なことに・・・

今日は仕事がお休みだったので、早生柿の収穫のお手伝い、

の予定だったのですが、折れてしまった柿の片づけです。

ボキボキ折れた枝を拾って、実の部分は柿の木の根元に捨て、

枝を集めて畑の隅に集めました。

風で倒れないようにつっかえ棒で補強したり、

紐で太い枝にくくりつけたりしましたが、

無残・・・

折れた枝で山ができました。

まだこの畑はマシなほう・・・と、おばあちゃんはガックリ・・・

でも今朝のニュースで北海道の様子を見て、またビックリ。

 

一年間がんばって、せっかく大きくなった柿は可哀想だけど、

日常生活は滞りなく、ケガもなく、ありがたかったと思うばかりです。

北海道の方々にも心からお見舞い申し上げます。

 

 

美しく麗しい五月に

美しく麗しい五月に　花のつぼみがみんな芽吹きはじめると

ぼくの心の中にも恋が咲き出てきたんだ

美しく麗しい五月に　鳥達がみんな歌いはじめると

ぼくもあの人に打ち明けたんだ　ぼくの心のひそやかな想いを

 

最近ずっとずっと飽きることなくお気に入りの

ベンヤミン・アプルの歌声、「詩人の恋」ですが

現実はそんなにロマンティックなこともなく

五月は毎年、柿の摘蕾です。

こういう小さな柿の蕾のいらないのをプチプチとります。

青～い空やカエルくん、

ミツバチも働いています。

地味な柿の花。

作業真っ盛りのころ、風邪で寝込んでしまい、

復活して再び畑へ出かけると

お花は枯れて、小さな可愛い柿の実になっていました。

こうやって書いていると、毎日がんばっているようですが、

実は週に二度、自分のパートの休みの日に、

しかも午前午後数時間ずつ顔を出す程度です

 

いらない蕾はなるべく早く間引いた方が、残した柿の実が大きく育ちます。

ばあさんの老年パワーはすさまじくて、私が寝込んでいるのもものとせず、

一巡目は終了、今は二巡目です。

一周まわっているうちに最初に間引いた枝の先にまた新しい芽が出ます。

またそれをプチプチ取ります。

私のお手伝いはそこまでですが、あとはプロの目でまた何回も見直します。

ここまでするのはわが村でもばあさんくらいのものです。

おかげで昨年度の実績で、質・量ともに最優秀賞をもらい表彰されました。

その後継者となるべく夫も毎朝、出勤前に私が寝ているうちに畑に出かけていきます。

がんばって～

 

 

冬の柿畑

先日の休日、夫の手伝いで柿畑へ・・・

夫が切り刻んだ柿の枝、集めて燃やします。

ばあさんから指導を受けて剪定しています。

ばあさん曰く「もう一人前になった気でいる」

夫曰く「必ずけなす、絶対ほめない」

まぁ、仲良くお願いします

 

火遊びはいけない、火は怖い。

そう言われて育ったので、火を燃やすのは怖い。

でもじゃんじゃん燃えるのは、ちょっとカタルシス・・・

もちろん火の後始末は必ずします。

こんなにいいお天気で空がとっても青かったのですが、

先日の雪・・・

出勤だったので早めに出ましたが、あまりにきれいな景色で

つい写真を撮っていたら、ギリギリで職場に到着

春にはこんな景色です。

春が待ち遠しい・・・

 

 

 

柿畑の空

午前中に、行こうかどうしようか・・・なんてのんびりしていて、

重役出勤したら作業は終盤。

仰せつかった仕事は、虫の潜んでいそうな葉っぱとりでした。

この早秋という品種はおばあさんが早生柿の木に接ぎ木して育てたので

まだまだそんなにたくさん数はならないのです。

光のシャワーを浴びる早秋。

赤い大きな実がまだたくさんなっていますが、

作業はプロにおまかせで、私は雑用。

富有柿はまだまだ青いです。

この葉っぱの陰に隠れている虫を探しました・・・

 

でも・・・見上げれば、やはり空は青い。

私ってホント、晴れ女なんです。

稲もたわわに実って頭を垂れています。

 

 

秋の訪れ

秋です、いつの間にか・・・

せめて月イチの更新を、と思っていましたが・・・

すっかり秋です。

我が家の秋、そう、柿の収穫です。

西村早生という品種です。

もう柿がとれるの～？　とよく言われますが、

9月に入れば柿の収穫です。

ちょっと涼しくなったのでカエル君ものんびり。

このつぶらな瞳、可愛い～

よく、あなた変わってるわねと言われますが、カエルは嫌いではありません。

好んで触りませんが苦手なものはあまりないかも・・・たった一つをのぞいて。

たったひとつ苦手なもの、チョウ類です。

漢字で書くのも恐ろしい、あの羽の生えたひらひら飛んでいるヤツら。

もちろん「虫・・・・・・・・・・・我」もダメ。漢字にするのもダメ・・・

 

今朝はシンクに現れたコオロギを助けました。

触れないので新聞のチラシですくって逃がしてあげました。

草むしりの時に現れたミミズもチリトリにとって庭に入れてやりました。

でもひらひらが現れたら、おばあちゃんを呼んで、私は避難。

どうか長生きして私を助け続けてください・・・

涼しくなって元気がないのがこの子、ハチはすでに動きが鈍いですね。

こんなのたちとお話ししながら柿畑の作業中です。

空は青く高く、山も遠く青いです。

早生柿の畑の隣は水田で、その向こうに見えるのは我が家の富有柿の畑です。

富有柿はまだまだ、11月に入ってから。

しばらくはお休みの日は柿畑です。

音楽でも聴きながらぼちぼちお手伝いです。

 

 

目に青葉

今日は仕事はお休み、いいお天気だったので柿畑へ。

柿の葉っぱの上には生まれたばかりのテントウムシがいっぱい。

テントウムシのぬけがらも、もちろんまだサナギの子もあちこちにたくさん。

 

畑の隣には公園があり、楓の新緑もまぶしい・・・

あっちもこっちも緑みどり・・・目にとてもいいような気が・・・

 

庭のかたすみのさくらんぼ、久しぶりにのぞきに行ったら赤く色づいていました。

（写真はピンボケですが・・・）

 

　さくらんぼ実る頃　鳥たちは浮かれて歌うよ

　　誰かに恋して

こんな歌がありましたが、こちらは恋している暇はないようです。

わかりますか？　ツバメの子供たち、たくさんいます。

ツバメの父さん母さんはごはんを運ぶのに忙しそうです

 

 

紅葉

紅葉の名所にはなかなか行けませんが

柿畑の中にも紅葉はあります。

美しい夕焼けも・・・

そろそろ柿の収穫も終わりです

 

 

 

柿畑、始まりました

９月に入り、早生柿の収穫が始まりました。

９月の初めはまだまだとっても暑くて大変でしたが、

今はもうすっかり秋めいて・・・

空は高くて青いです。

お隣は枝豆畑です。

畑を通る風が気持ちいいです。

しばらくは仕事のお休みの日は柿畑です。

 

 

薫風

仕事のお休みの日は柿畑に出勤です。

重役出勤ですが。

プチプチと柿の蕾を間引くのも一通り終わりましたが、

二週目です。

地味な柿の花が咲きました。

その先にまた新しい芽が出てくるので、更にそれをぷちぷち。

↑こちらは花が開く寸前ですが、やはりその上のふたつはぷちぷち。

大きな柿の実になるように。

テントウムシや・・・

カエルくんもいます。

ちょっとごめんね、と声などかけながら。

ハチくん達もお仕事中、柿の花の中に頭を突っ込んでいる様子は

とってもかわいらしい。

羽がはえて粉っぽいヤツは苦手ですが、カエルは平気。

お隣の麦畑ももう金色です。

 

 

秋の終わりの・・・

紅葉です。

もちろん、京都のお寺や有名な紅葉の名所ではなく、

柿畑の紅葉。柿の木も紅葉します。

葉っぱのオレンジ色にまぎれて色んだ柿の実が見えない・・・

（実際はもっとオレンジ色の葉っぱなんです）

 

さて、チョウチョが苦手な私。

ミミズもナメクジもカエルも平気ですが羽系は苦手・・・

ぬるぬるは大丈夫で、カサカサがダメなんです。

アマガエルなんて可愛くて・・・進んでは触りませんが、

時々柿の葉っぱや実に乗っていて、

「ちょっとゴメンね」と話しかけたり。

でも・・・あのカサカサ達はダメ。

葉っぱがハラリ・・・と落ちてくるだけでもギクッとします。

でも黄色いチョウチョは怖くはない（触れないけど）。

 

春の初めによく見かける黄色いチョウチョ。

「ああ、春が来たな」と思います。

この前、柿畑で黄色いチョウチョを見かけました。

秋の終わりを告げに来てくれたように、ひらひら飛んでいました。

黄色いチョウチョはいつもなにか言いたげな様子です。

ああ、お母さんが来てくれたんだなぁ・・・と思いました。

いつも疲れがピークに達したころ、

「もうちょっとだからがんばれ。終わったらおいしいもの食べに行こう」

と励ましてくれました。

そうだね、あとちょっとだから頑張るよ。

おいしいものは一人で食べてくるよ、お母さんの分まで。

そんなわけで泣きながらの収穫でした。

 

今年は設備投資もしたので（ウォークマンのことです）

快適に柿の収穫をしておりましたが、

ちょっとビックリポンなことがありました。

先日、夫とおばあちゃんと三人で畑に行きましたが、

お昼になり慌てて帰ってお昼ごはんの準備をしていたら

夫が「なんかちぎれた・・・」と持ってきたのは・・・

私のウォークマンのイヤホン・・・・・・・・

絶句する私に「自転車をどけようとしたら垂れてきて、絡まって切れた」

慌ててたから自転車のかごのカバンにぽんと入れたけど・・・

更に夫が言うには「こんなものが入ってるとは知らなかった」

更に「まぁ、これが何かも俺にはわからんけど」

 

言葉にならないとはこのことだわ。

知らない、ですべての罪が許される人種も世の中にはいますね。

もう怒りさえわいてこない・・・

でも息子たちにはブチっと切れた（切られた）イヤホンを見せましたよ。

 

何が腹立たしいって、午後からは以前1000円で買ったイヤホンを使ったけど

音が悪くてイライラ・・・

 

最後にひとこと追加するなら、

柿の木にはカラスなどの害鳥よけに、ミシン糸がぐるぐる巻きつけてあります。

収穫の時にはちょっとジャマですが、それで人間が危険な目に遭うことはなく、

カラスもウチの畑にはやってきません。カラスは目がいいんです。

実はこれはおばあちゃんの企業秘密なんです。

数人のお友達に教えてあげましたが、うまく巻きつけられない人もいます。

ちょっとした工夫が必要ですが 「不器用な人（Byおばあちゃん）にはできない」。

そんなほっそい糸が引っ掛かっても私は立ち止まってよけます。

 

「ウォークマンのイヤホンが引っ掛かったら自転車止めろー!!」

 

 

雲と柿

富有柿、絶賛収穫中です。

最近、雲の写真を撮るのが日課となっています。

柿畑でいい写真が撮れました。

今はよく色んだものを吟味して収穫するので、

素人にはキビシイ作業です。

午後からはおばあちゃんのおつかいで

贈答用の柿の箱を買いに、農業用品専門店へ行きました。

時々おばあちゃんとは行きましたが「初めてのおつかい」

お店の中はごった返していました。

私のように農業用品を買いに来た人や、贈答柿を贈ろうとやってきた人。

（このお店が一番送料が安いらしい・・・）

 

ここまできたので、とついでにちょっと先の薬局まで足をのばしました。

実はシルバーウィークごろに「痔」を患いまして・・・

（しれっと書いちゃうあたりが、さすがオバサン）

昔々じいさんやばあさんがお世話になって

とってもよく効くという特効薬がある薬局ですが、

もうその薬は作っていないそうで（しかもばあさんから聞いたお店は閉店）

一軒だけ残ったお店はなんだかオサレな漢方薬局。

そこで色々お薬を出してもらったりお話しを聞いたり・・・

症状はすっかり治ったのですが、まだ不安なこともあり

お守り代わりに薬を出してもらいました。

 

シルバーウィークの頃だったので病院はお休みだし、

だいたいどの病院へ行けばいいのかわからないし、

でもなんとか漢方薬で順調に治りましたが・・・

お仕事はお休みしていまいいました。

病気での欠勤は今の職場では初めて、今までだって数年に一度あるかないか。

精神的に落ち込みました。

今までだと母に電話して「今日は体がえらかったから休んじゃった」

岐阜では「しんどい」「辛い」「疲れた」などすべて「えらい」で表現します。

初めて聞く人は「何が偉いの!?」と思うとか、思わないとか・・・

年とって自分自身生きてゆくのがしんどい母親でしたが、

それでも話を聞いてもらって「それじゃゆっくり休んで大事にね」

そう言ってもらうだけで大方治ってしまうようなところがありました。

母親って偉大でしたね・・・・・・

休んだその日も、用事ででかけた時、運転しながらなんだか涙が止まらなくて・・・

運転中に電話が鳴ったので、車を止めて着信を見たら弟でした。

「今すれ違ったけど、日曜なのに休み？」

弟は実家の庭の手入れに行った帰りでした。

まぁ弟ではお母さんの何分の一だけど・・・もうたった一人の肉親だから。

きっとお母さんが助けてくれたのかな・・・

 

今、長男が風邪気味で、睡眠時間が多いくせになかなか治らなくて

（次男に言わせれば、寝過ぎ。まぁ勤務時間は長いんですが）

色々口を出すとうるさがるし、機嫌は悪いし・・・

でも少しでもよくなるように、祈るだけです、アーメン

 

 

秋の収穫２０１５

夏が行ったと同時に秋の始まり、

早生柿の収穫です。

え!? もう？って感じですが・・・

実は今日９月１８日時点ではもう収穫は終わり。

これは先日の写真です。

我が家は今年は特に収穫が早く終わりました。

 

この早生の柿は正直あんまりおいしくない・・・

柿の王様「富有柿」と比べれば、のお話ですが。

でも「え!? もう柿？」っていういくらい早いので珍しく、

とっても高価なものです。

まだスーパーには出回ってないと思います。

聞くところによると高級料亭のデザートになるらしい・・・

（行ったことないので、噂ですが）

 

でも今は「早秋」「太秋」などという新品種が現れて、

この「西村早生」の地位は危ういらしい・・・

 

でもそんなことはともかく、

空は高く青く、柿は赤く実っています。

あくまでも「お手伝い」なので畑に向かう足は重いし、

柿の重みは五十肩の痛みに更に追い打ちをかけます・・・

でもこの景色は心の癒し、最高にいい気持ちです。

お疲れ様でした。

 

 

超晴れ女

今日も晴れました。

天気予報は午前中は雨・・・・・・

雲の上からお山が顔を出してきました。

柿も蕾だったのが、小さな小さな柿の実になってきました。

また一日プチプチがんばります。

 

追記：

一日がんばりました。

 

夕方の、まだ青い空・・・

久しぶりに夕方の空を見上げて晴れ晴れとした想いです。

今まではなんとなく物悲しい心もちがしましたが・・・

一日たくさん働いて疲れて見上げる空はスッキリ。

幸せを感じたひとときでした。

 

 

繁忙期

絵画観賞～♪　なんて言ってからはや三週間。

忙しいです。恒例のアレ、

柿の芽の間引き、摘蕾作業です。

お休みの日はプチプチやってます。

前回のお休みは台風接近中にもかかわらず、

午前中は雨がやんだので作業しました。

どんだけ晴れ女～!?

パートのお仕事も今は忙しいので

夜はご飯の後、お風呂に入ってバッタリ寝てしまいます。

 

ばらも満開です。

こちらは仕事帰りにちょっと寄れます。

またゆっくりUPしま～す。

これから柿畑です。