いつの間にか4月・・・
年度末は毎年バタバタで、気がつけば新年度。
でも3月も色々スケジュールを組み込んで、楽しく過ごしておりました。
忘れないように備忘録
3月21日には大垣市のホールで、久しぶりに千住真理子さんの演奏会。
思えば3年前、コロナで同じ大垣市の演奏会がなくなって、
今年初めの名古屋のコンサートは、まだコロナが怖いし、
雪が降ったら帰れなくなるし・・・と涙を飲んで諦めたけれど
ちゃんと機会は巡ってきましたね。
昨年還暦を迎えられたとのことで、
その記念のCDの中から数曲を演奏されました。
アンコールは
ロンドンデリーの歌
鳥の歌
愛の喜び
「鳥の歌」は、おそらくウクライナのことを想ってのことだと思います。
昨年の平家物語の琵琶の演奏会でも、
ウクライナのことにはふれられていました。
音楽家の方々も心を痛めておられるのだと思いました。
新しいCDが出たと知ってから買おうか迷ってたけど、
会場にありました!
まだまだコロナが心配なので、握手&サイン会はなくて💧
その代わり、直筆サイン入りのポストカード付き♬
一枚一枚、心のこもったサイン、ありがとうございます。
ファン歴45年ほどの私。
あちこち追っかけをするわけではありませんが、
日々の暮らしの中に真理子さんの音色は欠かせません。
自分の都合が合えば演奏会は聴きに行きます。
私がず〜っとファンなのを知っているので、
クラシック音楽には興味のない弟も行きたがっていましたが、
「お一人様」主義の私なので、姪っ子に「お父さんを連れて行ってあげて」
と言っておきましたが、お誘いはなかったようで。
でも前から3列目の通路側という、私的にはとてもいいお席でしたが、
隣が変わったオッサンで、演奏に合わせて鼻歌♬
私だって許されるなら歌い上げる覚悟はあるわ‼
次回からは私と変なオッサンの壁代わりに弟を誘ってみようと思いました。
知らない変なオッサンの隣よりは、身内のオッサン。
私が初めて千住真理子さんを知ったのは「火の鳥」。
言わずと知れた手塚治虫さんの名作の映画化の音楽を聴いたのがきっかけ。
当時まだ17歳の、天才少女と言われていたヴァイオリニスト。
火の鳥が舞い降りて来たようなヴァイオリンの音色・・・
すっかり魅了されました。
それから45年ほど・・・
「火の鳥」は当時LPレコードを買って聴きましたが、
後年CD化されたものを買って聴き直しましたが、
記憶の中の音色と同じ、優雅に舞い降りる火の鳥のごとし。
いつも演奏会で真理子さんのヴァイオリンを聴いていると、
初めて聴いた日からその日までの、自分の長い人生をたどるようで、
自然と涙がこぼれてしまう。
演奏そのものと、自分自身のメモリー、
そしてポエジー。